マザーボードのfirmware更新

 AMDRyzen CPUによるfTPMを有効にすると、Windows10や11で一時的に負荷がかかったように動作が渋くなる不具合がランダムに発生する問題が発生しています。これを改善するためにはAGESA 1.2.0.7かそれ以降にアップデートする必要があるという事で、既にマザーボードメーカー各社からこのAGESA 1.2.0.7を含んだBIOS(UEFI)がリリースされています。が、私が使っているASRock X570 Pro4には未だβバージョンのBIOSしか提供されていません。このβBIOSのリリースは今年の5月25日で7月末くらいまでには正式版がリリースされるだろうと期待していたのですが、8月も半ばを過ぎた現時点でも正式版のアップデートはありません。そこで意を決してβBIOSをインストールしてみました。「意を決して」と書いたのは以前にASRockのβBIOSでマザーボードが壊れた経験があるためです。
 メーカーサイトからβBIOSのファイルをダウンロードしてUSBメモリに保存。InstantFLASHで書き換えました。書き換えは無事終了し今のところ正常に動いてるようです。なぜかUSB接続のスピーカーが反応しなくなりましたが、ケーブルの抜き差しで復活しております。PCでテレビを見ていると稀に映像がカクついて音声が途切れ途切れになる事があり、これがこの不具合による症状だろうと思っていますが、これが再度発生するかどうかしばらく様子を見てみたいと思います。