Microsoftの発表会でWindows 11の発表がありました。少し前から噂になっており、さらにインストールイメージが流出していたりしたので、発表はほぼ間違いないと言われていましたが、その通りとなりました。私もオンラインで発表会の一部は見ました。平易な英語でのプレゼンテーションだったので、意外と聞き取れたと思っておりますが、眠気に打ち勝つのが困難で途中から寝落ちしておりましたが(苦笑)。
使用しているPCがWindows 11に適合しているかを確認するツールもリリースされたので、早速ダウンロードして起動してみました、しかし・・・
う~ん、最新アーキテクチャで構築しなおした我がPCが適合しないとなると、どんなPCで動くんじゃいっ!?などと思いながらいろいろと関連記事を読んでいると、TPM(トラステッド プラットフォーム モジュール)2.0に対応していないといけない事がわかりました。と書いていますが、正直「なんじゃそりゃ?」って感じでしたが、マザーボードのBIOSを弄っていた時に、fTPMという項目があったのでちょっと調べてみました。以下TPMの解説です。
TPMは、暗号化キー(スマートカード証明書とBitLocker資格情報を含む)を保持するために使用される改ざん防止の「安全な要素」です。 BitLockerは主に システム TPMが提供できるため、ディスク パスワードなし 外部からの攻撃に抵抗しながらロックを解除します(つまり、暗号化キーを現在のシステム状態で封印します)。 TPMがないと、再起動するたびに、パスワード、回復キー、またはUSBスティックを使用してシステムディスクのロックを解除する必要があります。
fTPMというのはファームウェアでTPMを実現している、要するにAMD Ryzen CPU自体がTPMのための暗号化キーを保持できるという事のようです。現時点でこのfTPMはBitLockerが使える程度しか恩恵はありませんが、近い将来はWindows 11をインストールするための必須要素として世に認知される事になるのでしょう。
さて、私の使用しているASRock X570 Pro4ではBIOSの[Advance]メニュー内の[CPU Configuration]に[AMD fTPM Switch]という項目があり、この項目を「AMD CPU TPM」に設定してPCを再起動したところ、
となり、システムがWindows 11に適合していると判定されました。あぁ良かった・・・。