このブログを振り返ってみると、最後にPCのパーツを交換したのは2014年1月で、マザーボードを交換しているエントリがありましたが、実際はその後RAID5をやめて12TBの単一ドライブに変更したのが最後かと思われます。購入時期は通販サイトによると2019年3月末でした。ただPCのメインの部分はおおむね2012年から2014年ころに購入したパーツで構成されており、ざっくり7~9年前のスペックということです。ただ、最近の利用方法では不満もないのですが、Windows 11の噂もでてきたので、この時点でいったんパーツをリニューアルすることにしました。今までの環境は以下の通りです。
パーツ | メーカー | 品名 | 購入時期 |
---|---|---|---|
CPU | AMD | FX-8350 | 2013年1月 |
M/B | ASUS | CORSSHAIR V FORMULA-Z | 2014年1月 |
RAM | ADATA | AX3U2133XW8G10-2X(8GB x 2) | 2013年4月 |
G/B | GALAXY | GF PGTX670/2GD | 2012年5月 |
SSD | Samsung | SSD 840 Pro | 2013年1月 |
さて今回購入したパーツは以下の写真のものです。
- M/B: ASRock X570 Pro4
- RAM: ADATA Premiere DDR4-3200 32GB (16GB x 2)
- G/B: GIGABYTE GeForce RTX 3060 GAMING OC 12G
- CPUクーラー: SCYTHE 虎徹 弐
起動ドライブにするNVMe SSDは未購入ですが、今使っているSSDで一度起動させてから環境を移行しようと思っているためです。まぁ速度的にはSATA接続のものでもそんなに遅いとは思いませんけどね。また、電源(SilverStone製750w 80 Plus Silver)も相当長く使っているとは思うのですが、環境構築後にOCCTで負荷をかけてみましたが特に問題なかったためしばらくそのまま使い続けます。
さて久々のPC組み立てでいろいろとトラブルに会いました。PC組み立ての基本はいきなりケースに入れずに、まず段ボールなどの絶縁体の上で最小構成(M/BにCPUとRAMとGPUだけを装着した状態)で動作確認します。
ところが、この時点で電源は入るものの起動しません。価格comの口コミ掲示板で質問したところ、Ryzenの5000番台を動かすためにはマザーボードのBIOSがP3.20以上である必要があるとのことでしたが、マザーボードのBIOSに貼られているシールにはまさかのP1.00の文字が!最初期のBIOSの製品を掴まされたようです。やはりこういう品は専門ショップでしかもマザーボード、CPU、メモリはまとめて買わないとダメだなと改めて実感しました。このままではどうやっても動かすことができないので、代理店にBIOS書き換えを行ってくれるかどうかの質問を投げる一方、動作可能なCPUを中古で入手することを考えました。ヤフオクでちょうどRyzen 5 2600Xが安価で即決価格で出ていたので、これを落札しBIOS書き換えを行いました。なお、ASRockのマザーボードはInstant flashという方法でBIOSの書き換えが可能なのですが、これで書き換えたところ表示は最新のP4.00になっているにも関わらず5600Xでは起動できませんでした。事前にツクモのサポートページでInstant flashではうまくアップデートできない事があるという記事を見ていたので、コマンドラインで書き換えを行い、無事Ryzen 5 5600Xで起動できるようになりました。
その後ケースに組み入れて、拡張カードなどを装着しOSを起動させたところ無事起動してきましたが、デバイスマネージャーには?付きのデバイスがいくつかありましたのでAMDのチップセットドライバをインストールして一旦正常に利用可能になりました。が、その後いろいろと弄っているうちにOSがブートしなくなって苦労する事になりましたが、それはまた後日・・・。