Road to Ryzen

 AMDのNew CPU「Ryzen」は秋葉原では結構な人気なようです(初出で玉が少なかったという事もあるようですが)。私も当然CPUの換装を検討していましたが、Socket AM4マザーボードはRAID5に対応していないようで、これはチト痛いです。さてどうした物かと考えておりましたが、解決策としては2つ。一つはRAID5をやめて10TB以上の単体ドライブを使用する。もう一つはRAIDカード(たとえばこれ)を購入する事です。前者は費用的に10TBドライブが5万円〜という感じ。後者はRAID5対応の安価なカードは2.5万円くらいです。RAIDカードを購入する方が費用は安価ですし、RAIDカードによってはRAID6やRAID50などのリダンダント機能の利用もできます(その場合ドライブの追加が必要なので追加の出費もありますが)。また、マザーボードを変更したりしてもRAIDカードを使い続ける限り、RAIDの再構築などの必要はなくなりますが、現行環境からの移行ではRAIDを再構築しないといけないので、面倒ですし時間もかかります。また、RAIDカードの多くはUEFIに対応していないようで、PCの起動に多少時間がかかります。が、私の今のPCもUEFIには完全対応しているわけではないので、そこは変わりません。一方10TB HDD1台での運用に切り替える場合は、現在の環境に10TBを繋げてRAID5ドライブからデータをコピーするだけですので、作業的には楽ちんですしドライブ台数が減るので故障の発生率も下がります。RAID5はドライブが1台壊れてもデータが保証されているだけで、全体的な故障率を下げるわけではありません。むしろドライブ数が多いため故障率はドライブ1台での運用より高くなります。
 まぁ結論は出ていないのですが、実は今の環境にそんなに不満も無いですし、Ryzen自体も全く新しいCPUなので、次のリビジョンでさらにブラッシュアップされて良くなるんちゃう?的な感じもあるので、もう少し待ちかなぁと思っています。なんて書いていますが、実際は鉄道模型にお金かけすぎて、PCをアップデートする金銭的余裕が無い事が最も大きな理由だったりします(^^;;