あれから6年

 6年前の今日の午後、私は意識を失って倒れて頭を強打して慶応病院に担ぎ込まれました。入院中は原因は分かりませんでしたが、退院一週間後に受けたMRIでAVM(脳動静脈奇形)が発見され、それが原因によるてんかんで倒れたのだろうという事になりました(脳動静脈奇形の病変部分は血管は切れていません)。その後放射線治療のガンマナイフを受け3年後に病変部分は消失し、今は経過観察とてんかん防止のフェニトインを服用しています。フェニトインの量を今年になってから半分に減らしたことは既にエントリしたと思いますが、その後の脳波検査で後頭部の脳波乱れが判明しており、薬を減らした事との因果関係は分かっていませんが、何かおかしいと感じたら、薬の量を増やすようにと言われています。が「何かおかしいと思ったときにはもうアカンのとちゃうか?」などと思いつつも、今の所薬を増やすような事態には至っておりません。先日の会社の健康診断でも薬の量を減らした事で、肝臓関係の検査結果が大きく改善しており、できればこのままとしておきたいところです。医師からは10年から15年の経過観察が必要と言われておりまだまだ先は長いのですが、これからの人生、元気に暮らせるようになった事に感謝しつつ送りたいと思います。