東京六大学応援団連盟 第40回合同演奏会

 標題の演奏会を観覧してきました。40回の記念と言う事もあり、また先日自分達が演奏した「風紋」を演奏するという事もあって興味があって行ってきました。しかし、思っていたよりもはるかに上手な演奏でビックリしております。自分達が現役の頃にあんな演奏が出来ていたかどうか・・・と思い起こしてみると全くレベルが違うのではないかと。この東京六大学応援団の吹奏楽部の演奏会は3部構成になっていて、一部と三部が普通の演奏で二部がドリル(いわゆるマーチング)になっています。この構成は六大学各校ほぼ同じで、今回の合同演奏会も同じ構成でした。ドリルの部分も昔はもっと迫力はあるが荒い演奏だったように記憶していますが、ドリルも演奏が良くまとまっていて、驚きました。多分、奏者の多くが女性のためでしょうね。指揮者も六大学の内4校が女性、ドリルのドラムメジャーも同じく男性は2名のみと昔では考えられない事になってました。まぁドリルは自分は現役の頃はやるのが嫌で嫌でたまりませんでしたが、見るのは楽しいものです。その他今回は40回の記念として二部と三部の幕間の休憩の代わりに、六大学各校のチャンスメドレーをつなげた演奏が行われました。法政は明治は昔とあまり変わらないメドレーでしたが、特にわが母校の立教は全く違っていました。まぁ神宮球場で聴いてはいたので知っていましたが、六大学の中でも音楽的には一番難しい感じですかね。9月6日の吹奏楽部60周年・チアリーディング40周年のイベントで演奏するらしいですが、半日の練習で吹けるようになるのか、ちょっと不安です。
 久しぶりの吹奏楽の演奏会でしたが、本当に楽しかったです。吹奏楽にはオーケストラと違う独特の響きがあるんですよね。オーケストラにないSaxとかユーフォニウムなどの楽器の音が相まってそうなるのかも知れませんが、その響が心地よい感じです。昔は一時期吹奏楽はオーケストラのサブセット的な考えの時期もあり、また先日飲んだ大学の同期は今でもそういう考えのようでしたが、今の私は吹奏楽はオーケストラとは別物という認識です。東京六大学の応援団は六大学で横のつながりが強いので、同期が6倍居る感じです。卒業してからも未だに他校の人間とも時々飲んだりします。もしここをご覧の方やそのお子さんが吹奏楽をやっておられたら、是非東京六大学に入って応援団吹奏楽部へ入団して楽器を吹いていただきたいと思います。