初福井

 ここの所、演奏会が近いためが余暇をほとんどトランペット練習につぎ込んでいるため、ブログ更新がおろそかになってしまっておりますが、ご了承ください。
 さて、先週末の東方神起の福井公演に際し、私としては初めて福井県の大地に降り立ちました。ただ、福井は仕事での大阪から金沢へ移動する際にサンダーバードに乗車して何度も通過しており、かすりもしていない高知県島根県とはちょっと事情は異なりますが。ちなみに、サンドーム福井北陸本線沿いにあるので、列車から何度もその姿は拝んでおりました。
 今回の旅程は、品川から新幹線ひかり号に乗車し、米原で特急しらさぎに乗り換え、サンドーム最寄り駅の鯖江下車。ライブ観覧後、東京までの乗車券で鯖江にて各駅停車に乗車し敦賀にて途中下車して敦賀で一泊。翌日敦賀から特急しらさぎ米原へ向かい新幹線ひかり号に乗り換えて品川->新宿と戻ってきました。ここでの味噌は、帰路の乗車券を鯖江-敦賀敦賀-品川と分けて買わずに、鯖江-品川で買って敦賀で途中下車した事です。これで乗車券を分けて購入した場合に比べて220円節約できています。JRの乗車券は片道100kmを超える場合、後戻りしない限り何回でも途中下車が可能です(例外はあります)ので。
 さて、けち臭い話はこの辺りにしとくとして、まず敦賀でのお宿です。当初全然宿が取れなかったので、ホテルアルファーワン敦賀という駅から遠目(とは言え敦賀駅から車で5分)のホテルを予約していたのですが、しばらくして東横イン敦賀駅前が取れたので、こちらに変更しました。ライブが終了してホテルに着いたのは、21:00ちょっと前。空腹だったのでtwitterで教えてもらった福井名物「ソースかつ丼」を食べるべくホテルフロントでお店を聞くと「ヨーロッパ軒」というお店が有名だが、何と20:00までしか営業していないとの事。仕方なくその他のお勧めを聞くと、親切に色々と教えてくれましたが、基本お勧めはお魚料理。とりあえず、最初にすすめてくれたまるさん屋に入りました。というか、まぁホテルのほぼ隣なので、近さで選んだところもありましたが。店内に入るとほぼ満席。カウンターに一席空きがあり、そこにもぐりこみました。まずは、とりあえずの生ビールで出てきたのは一番搾りでした。料理は刺身盛り合わせ、鰯の焼へこし、のどぐろ煮付けを注文。鰯の焼へこしが出てきた辺りでビールが切れたので、せっかくなので地酒に変更し冷酒で「梵」とこのお店オリジナルの「まるさん」をいただき、最後に福井名物おろしそばで〆ました。隣の老夫婦が去った後に来た女性二人連れが、神戸から東方神起ライブを観に来ていた方で、途中から色々とお話をさせていただきました。やはり一人で晩飯食べるのは寂しいですからね。食事の感想ですが、やはり魚は美味しかったです。特にハマチの刺身ですが、トロけるような柔らかさなのに脂が回った感もなくあっさりで、今まで食べた事が無い感じでした。ハマチは若いと固いですし、柔らかいのは脂が載った状態が普通ですから、ちょっとした驚きでした。facebookで福井出身の方に教えていただいたのですが、ブリの幼魚は福井では「ふくらぎ」と言うようです。のどぐろは北陸に来たら是非食べたい魚ですが、こちらも身が甘くて美味しかったです。地酒はどちらも飲みやすかったですが、個人的には少しパンチが効いたお酒の方が好きなので、ちょっと物足りなかったですが、そのせいで飲み過ぎず翌日に残りませんでしたので、結果オーライという事で。





 さて、翌日は当初バンドの練習が午後からあるかも知れないという事で、9:00過ぎのしらさぎを予約していました。8:30頃チェックアウトしてホテルを出て信号待ちしていると、歩道に何やら銅像を発見。何とそれは古代進と森雪でした。その他にも銀河鉄道999宇宙戦艦ヤマト佐渡先生なども。作者の松本零士敦賀は何かゆかりがあるのかと調べてみましたが、何も無いようです(^^;;ところで、これらの銅像ですが、歩道に並ぶ土産物のテントに隠れて良く見えません。事実、前日ホテルに向かう際には全く目に入りませんでした。これって、こんなので良いの?って感じですが。


 ま、そんなわけで初の福井県内宿泊地となった敦賀に滞在していたのは、丁度12時間程度でした。鯖江に降り立ってからでも19時間。短い滞在でしたが楽しかったです。次に訪問するときはヨーロッパ軒でソースかつ丼を食べてみたいです。