BSHSBE27BKその後

 BluetoothイヤホンのBSHSBE27BKですが、メーカーからの2回目の回答はまだ来ていません。が、その前にComplyのフォームチップ「T-200」が届きましたので、それを装着して使い始めましたので、その感想とバッテリ駆動時間について少し書いておきます。 まずComplyのフォームチップは既にこのブログでは何度も登場していますが、一応メーカーホームページへのリンクを貼っておきます。低反発発泡ポリウレタン製のイヤーピースを、各社のイヤホン向けとして販売しています。型番のTは通常タイプ、Txは耳穴部分に耳垢などを通さないガードが付いた機種(Tよりは少し高い)、Tsはイヤーピースの形状が丸みを帯びていて、低音の強調を和らげた製品という事です。アルファベットの後ろの数字はイヤーピースの穴の径です。100、200、400、500とありますが、正直各型番の穴径が何mmなのか少し探したのですが見つけられませんでした。その他サイズがS、M、Lとありますが、イヤピースの大きさが変わるのではなく高さに違いが有るようです。今回は、BSHSBE27BKの前に使ってたLBT-HP06用の400番台では穴が大きかったので、200番なら適合するだろうというあてずっぽで手配しました。で、このComplyの製品は日本国内のショップでは価格統制が行われているかのように、3ペアで1,980円程度が最安値となっていますが、ebayではそれよりも安価に入手できます。今回はオーストラリアドル建てのショップで送料込み日本円換算で1,700円程度で入手しました。到着までは10日間程度。商品はシンガポールから届きました。300円くらいケチってどうするのかという事もありますが、急ぐ品でもないので安価に入手できればそれに越した事はありません。さて、装着した感じですが、まずComplyのフォームチップの特長として、低反発発泡ポリウレタンが耳にフィットして装着感が増しますし、外部の音の遮音性があがります。また低音が少し強調されます(正確には高音が減衰する)。今回もこの特長は同様に感じられました。イコライザで低音を強調するよりも自然で良い感じです。
 次に、バッテリの持続時間に関してです。カタログスペックでは音楽再生は最大約5時間となっています。私の実使用環境、すなわちマルチポイントを有効にして、HFPdocomo F-09Cと、HFPA2DPiPhone 5とペアリングした状態で、iPhone標準のミュージックプレーヤーで音楽を再生し続けました。7:00AMから音楽再生を開始して、ローバッテリの最初の警告が出たのは11:45AM頃。11:57AMに音楽再生がストップして、その後2分程度でBSHSBE27BKがシャットダウンしました。なお、この間5分ほど音楽再生を停止させていたタイミングがあります。また電話着信はありませんでした。音楽再生は、ほぼカタログスペックどおりの5時間近くの連続再生が可能と言って良いでしょう。
 Complyのフォームチップで音質も良くなり、バッテリも結構もち、音飛びも少ない良い製品ですが、あとはファンクションボタンの押下で音楽再生ではなくSiriが起動する問題さえ解決できれば、言う事無いのですけど。