アロンソとウェバーにおとがめ

 先の週末に開催されたシンガポールGPで最終ラップでリタイヤしたウェバーを、アロンソがコース上で拾ってサイドポンツーンにウェバーを乗せてピットに戻った件で、両名に戒告が下ったようです。これによって、ウェバーは今シーズン3回目の戒告となり、次戦の韓国GPで自動的に10グリッド降格のペナルティとなってしまいました。こういうシーンは昔は結構見られたもので、ファンとしては密かに嬉しいシーンだったりするわけですし、ウェバーもこんな事で処分を受けるとは思っていなかったようで「ペナルティは滑稽だ」と発言しています。が、よくよく聞いてみると、アロンソブラインドコーナーのレコードライン上に車を止め、ウェバーはコースを横切ってアロンソのマシンに乗ったようです。アロンソは2位でフィニッシュしているわけで、ゴール後のスローラップ中は多くのマシンがコース上だった可能性があり、確かに一つ間違うと追突やウェバーが跳ねられる可能性もあったわけで、これはスチュワードの判断が正しかったのかなぁとも思います。そういえば、昔は勝者にコースマーシャルやファンが国旗を渡して国旗を掲げながらゴール後のスローラップを走るシーンが良く見られましたが、今はそれも禁止されているようですね。