B787で福岡に来ました

ボーイング787ドリームライナー

 昨年ANAに就航したボーイング787。体験フライトに申し込んだのですが見事に抽選に外れたため、就航後半年ほど経過してやっと乗る事ができました。機体が軽量化されたりエンジンが高効率・低燃費化が図られているとか、機体の剛性が高いため機内の気圧を従来より低めに保てるなど、いろいろと特徴があるようですが、客の目線では居住性がどうかです。まず足元は結構広く感じましたし、座席も薄いものの結構快適です。ヘッドレストは上下に移動しますしヘッドレストの左右は折れて頭を保持してくれます。単体のカップホルダがあるので、テーブルを出さなくてもカップだけを置いて置けますしテーブルを開いた状態でもカップホルダが表れるので、うっかりカップに触れてドリンクをこぼしてしまう危険性も少なくなります。また、各席にタッチパネルスクリーンがあり、番組はオンデマンドで再生されます。左側にはコントローラーがありますが、ビデオや音楽番組を楽しむだけなら、コントローラーの操作は不要です。反対側にはUSB端子があり、携帯やiPhoneの充電ができました。また、トイレはウォシュレットになっていました。昨年のソウル行きのときのエアバスA300といい、新型機にのるのはワクワクします(^^;;
【追記】帰宅してから思い出したのですが、オンデマンドスクリーンのメニューに「座席間メッセージ」と「ミュージックプレーヤー」(どちらも正確なメニュー名とは違っているかもしれません)がありました。前者は離れた座席の間でメッセージをやり取りするための物でしょう。離れた座席にいる知人や家族と席を立たずにコミュニケーションできるのは、特に長距離フライトでは便利でしょう。後者は説明を読んだのですが、手持ちのミュージックプレーヤーを座席のUSB端子に接続することで、機内番組用のヘッドフォンから自分のミュージックプレーヤーの曲が聴けるという機能のようです。ヘッドフォンを付け替える手間が省ける"だけ"の機能のように思えますが、USB経由ですからミュージックプレーヤー内の音楽ファイルをスルーで再生するのでは無いように思います。一旦曲が機内システムにコピーされるようだと著作権がらみでややこしい事になるのでは無いかと思うのですが、具体的にどういう仕組みなのかは試していないので何とも言えません。私の携帯音楽プレーヤーはドコモのF-09Cなので、簡単にUSB接続できなかったため今回は試せませんでしたが、次に搭乗するときには事前にiPhoneに楽曲を仕込んで試してみたいと思います。