エアバスA380でのフライト

成田駐機中のA380

 先週末のKARAのプレミアムトークショーでの渡韓は大韓航空で、往復ともエアバス社の最新鋭機の総2階建てのA380でした。前回の大韓航空での渡韓(JYjの釜山コンサート時)はボーイング747でしたので、旧型から最新鋭機へと一足飛びという感じです。747の時も大韓航空は足元は広かったので、それと比べると今回のA380で特に足元が広いという感じではありませんでしたが、感想などを少し書いておきます。なお機内のアコモデーションは各航空会社で異なりますので、このエントリの内容が他の航空会社でのA380でも同一となる保証はありませんので、その点はご了承ください。
 シート周りの話をする前に、座席に座って窓の方を見ると、でっかい主翼が。私は中央席の通路側でしたが、窓から見える景色の半分は主翼でした(^^; 地上でタキシングを初めて離陸に向かう途中に揚力を稼ぐためにフラップを出すのですが、出てきたフラップがまた巨大!しかもフラップをせり出すモーターのでっかい音が機内に響き渡ります。一瞬「この機体大丈夫か?」なとど不安がよぎりますが、大きな機体は無事ふわりと離陸。着陸時にもフラップを出すモーター音が響きわたり無事着陸。しかも主翼上に開かれたエアブレーキがまた大きく、窓の外はエアブレーキしか見えない状態でした(^^;

 座席まわりですが、目の前には大きなプライベートスクリーンがあり、その下には有線コントローラが収納されておりますが、コントローラは引き出す事もできます。コントローラは他の機体では、ひじ掛け部分に収納されていますが、ひじ掛け部分だとうっかり触って誤操作の原因になってしまいますが、この位置の収納ならそういった事もありません。また液晶はタッチパネルになっていて、ゲームなどをしないのであればコントローラを使わずに画面タッチで操作できます。さらに良かったのは、出発前の地上待機中や着陸後でもオンデマンドビデオや音楽を楽しめる事です。国際線は30分前から搭乗が開始されますが、ゲートオープンと同時に乗り込んでも機内で時間を無駄にせず、すぐに映画を見始める事ができます。ただ、機内放送が入ると映像や音楽はストップして機内放送が優先されますが、これは離陸後も同じです。その他、コントローラの横にはUSB端子があり、この端子で携帯が充電できる事を確認しました。コントローラの下のテーブルは折り畳み式で広げると一般的なテーブルサイズになりますが、その下にはカップホルダーががあり、ドリンクだけの時はこちらを利用することで、トイレなどへの離席がしやすくなります。また、座面の下には電源が用意されていました。形状は世界対応のユニバーサル電源となっていて、日本のコンセント形状のAタイプの機器も接続できました。ただ、電圧が明記されていませんでしたが、多分240Vだと思いますので100V専用機器を繋ぐと発火する恐れがありますので、ご注意ください。シートは特に高級感はありません。ただヘッドレスト部分は上下にスライドしますので、体格の大きな人でも上にスライドさせれば頭がヘッドレスとからはみ出してしまう事はありません。またヘッドレスの左右は手前に折れるようになっていますので、頭をもたれたり、眠っている時に頭がずれてしまわないようにする事ができます。
 エコノミークラスは1階フロアにありましたが、同じ1階の前方部分は1stクラスの座席でした。また、2階は大韓航空のPrestige Class用でしたが、どのようなアコモデーションだったのかは、残念ながら不明です。