小さなUSB無線アダプタをデスクトップPCで使うと

 私はデスクトップPCでLogicool Performance Mouse M950という製品を使用しています。このマウスにはUnifyingレシーバーと呼ばれる小型のアダプタが付属しており、これをPCのUSB端子に接続して使います。また、この製品に限らず最近はこのようにレシーバーの小ささを競う製品が多いです。ノートPCの場合、外付けのデバイスはこのように小さいとありがたいのですが、デスクトップPCだとこれが却って仇となる事があります。
 デスクトップPCには前面にもUSB端子がありますが、前面端子はiPhoneや携帯とPCとのデータやり取りや、USBメモリなど頻繁に抜き差しするデバイスのために使用したいので、マウスのように常に使用するデバイスのアダプタはPCの背面のUSB端子に接続したいものですが、私のように大きめのミドルタワーケースで机の下などにPCを置いている場合、背面のUSB端子にレシーバーを装着すると机上でのマウスの使用で電波障害が出る事があります。特にUnifyingレシーバーのように小型のレシーバーの場合に電波障害は起こりやすいのですが、それは自作用のタワーケースの背面のUSB端子が、PCケース背面の一段窪んだ場所に位置しているためで、そのため電波が前面に回り込んでくれないのです。
 USBの延長ケーブルなどでレシーバーを机上に持ってきてやれば不具合は解消しますが、あまりスマートではありませんし、PC背面のケーブルレス目指す私にとっては抵抗があります。不具合解消のためには、要するに小さなレシーバーをPCケースの後ろに大きく張り出すようにしてやれば良いわけです。簡単に実現するには、USBのA型端子の両端がオス/メスの継手のような物があれば良いのですが、意外とそういう製品は存在していなくて、今まではこれこれを組み合わせて使っていましたが、本日ヨドバシの店頭で良い物を見つけました。それがこれです。これのUSB Aタイプの方を使うことで、先の2つを組み合わせて使うのと同じことが一つで実現できます。しかも、このアダプタは500円以下と安価です。
 デスクトップPCをご利用の方で、同じような悩みをお持ちの方は、試してみていただければと思います。