Philips TapSter SH7110は2台までペアリング可能

 個人的に今まで使ってきた中で最高のBluetoothステレオヘッドフォンだと思っているPhilips TapSter SH7110ですが、マニュアルに細かな記載が無くて、未だに新しい発見があったりします。例えばマニュアルには一切記載がありませんが、SCMS-T対応で日本の携帯のワンセグの音声も聴く事ができます。さらに本日新たな発見がありました。iPhoneとペアリングして家の中でちょっと使っていたのですが、何も考えずにiPhoneBluetoothをオフにしてからTapSterの電源を再度オンにしたところ、いつも接続しているP906iと接続しました。マニュアルには記載がありませんが、複数のBluetoothバイスとの接続を維持できるようです。
 では、いったい何台のデバイスとの接続情報を保持できるのかと思い、PCとペアリングを行ってから、P906iとの接続を試みると接続できなくなりました。ペアリングの順番としては、P906iiPhone、PCの順でしたので、一番古いP906iの情報が削除されたようです。よって2台まではペアリング情報を維持できることになります。それではペアリング情報を持った2台のBluetooth機器の両方のBluetoothがオンの場合に、どちらのデバイスに接続しに行くのかを確認したところ、ペアリングの順番ではなく直近に接続していた機器に接続しに行くようです。優先的に接続しに行く機器が固定されていると便利なのですが、まぁ仕組みさえ分かればそれなりに使えます。今までジョギングの時にはiPhoneに有線のイヤフォンを組み合わせていましたが、今後はP906i側のBluetoothをオフにしてやればTapsterがiPhoneに接続してくれますので、ジョギングのお供としてTapsterが使えることになります。こうなると気候が暖かくなってまた走れるようになるのが楽しみになりました。