PaSoRi RC-S390

 しばらくiPhone6がらみの話題が続きますが、ご了承くださいm(_"_)m
 iPhone6に機種変したことで、フィーチャーフォンとおさらば。同時におさいふケータイも使えなくなった事は既に書きましたが、日本で生きてゆくためにはFeliCaの機能を全く使わないわけにはゆきません。まぁ使わなくても死にはしませんし使わない事も可能ですが、使わないと不便です。特に交通機関の利用に関しては、今更券売機に並ぶような事もしたくありません。今は通勤定期として記名式のPASMOを利用しています。これをオートチャージにしてモバイルSuicaの代わりにする方針である事は既に書きましたが、PASMOの内容を簡単に見たいという事で、Bluetoothスマートフォンと連携するPaSoRi RC-S390を購入しました。購入はヨドバシ通販で税・送料込みで3,810円で10%ポイント還元です。ヨドバシは「ヨドバシメール便」なる配達方法をとっていて、ポストに入るものはポスト投函してくれるので受け取りが便利ですし、これを使う事で基本的には送料がかからないので、最近また良く利用するようになりました。
 さて、パッケージと中身は以下の通りです。2枚目の写真右下の白い長方形の物が製品本体です。


 製品はBluetoothiOSバイスと接続します。Bluetooth接続なので原理的には他のスマートフォンなどでも利用できると思うのですが、上のリンクの製品説明によると現状はiOS専用っぽいです。ただ、Bluetooth接続といっても、ペアリングの際にiPhoneBluetooth設定にこのデバイスは表示されません。どうするかというと専用アプリを起動して表示される「パソリとの接続を開始する」のボタンを押すことで接続されます。Bluetoothという一般的な機能を使いつつも、標準の方法で利用できないデバイスというのは、個人的にはあまり好きではありませんが、一般の人には「電源入れて、アプリを起動して、ボタンを押して」という方が使いやすいのかも知れませんね。専用アプリでPaSoRiとの接続が完了すると以下の画面がiOSバイスに表示されます。

 画面下部に4つのアイコンが並んでいますが、この4種類のFeliCa対応カードがこのアプリで利用できます。ただ、Suicaのアイコン関しては他の交通系のカードの読み込みにも対応しおり、PASMOもここで使います。以下は私のPASMOを読み取らせた画面です。PASMOは定期券として使っていますが、定期券情報は表示されません。

 下はPiTaPaも読み込ませた画面ですが、ちゃんと履歴が表示されました。利用額が0円になっているのは、PiTaPaPiTaPaエリア内はポストペイ(連携しているクレジットカードから後で引き落とされる)だからでしょう。ではなぜ残高があるかというと、PiTaPaエリア以外(たとえば関西ならJR関西、あるいは関西以外でのエリア)で利用するためにプリペイドな機能も搭載しているためです。

 下はEdyを読み込ませたところです。残高少ね〜。

 ちなみに、モバイルSuicaの情報も読み取れましたが、普通は端末の画面で見ますよね。また、ICチップが入っていると言われているBigeastメンバーズカードを読み取らせようとしましたが、エラーとなりました(^^;;
 なお、このアプリでできる事は情報を読みだして履歴を表示するだけです。製品ページには「iOS機器で電子マネーが使える」なんて書いてありますが、チャージはできません。ただしEdyに限っては他に専用アプリがあり、それを利用すれば登録したクレジットカードからチャージが行えます。
 今回はBluetoothに釣られてこの製品を購入しましたが、USBでPCに接続して利用する製品もあり、そちらはさらにe-Taxにも対応しているので、そちらの方が良かったかなぁとチト後悔してます。それよりも何よりも、PASMOの口座引き落とし手続きやオートチャージ手続きの時間のかかる事!申請してから1カ月もかかるらしいです。申し込みも書類を書いて郵送するしかありませんし、このご時世にもっとスピードアップできないものなんでしょうかね?