最終戦アブダビGP予選

 初開催のアブダビGP。新造されたヤス・マリーナサーキットの施設は凄いですね。オイルマネーは未だ健在という感じです。歴史に残る初ポールはL.ハミルトン/マクラーレンが奪取。続いて、レッドブルの2台(S.ベッテル、M.ウェバーの順)、ブランウンGPの2台(R.バリチェロ、J.バトンの順)が続き、J.トゥルーリ/トヨタをはさんで、このレースが最後となるBMWザウバーの2台(R.クビサ、N.ハイドフェルドの順)というグリッドです。中嶋一貴小林可夢偉の二人はQ2に進出するもののそこまで。来季フェラーリへ移籍が決まっている、F.アロンソはQ1敗退でした。なお、H.コバライネン/マクラーレンはギアボックス交換で5グリッド降格の18番グリッドからスタートします。
 前線ブラジルGPで、ワールドチャンピオンもコンストラクターチャンピオンも決まってしまったので、日程消化レース的ではありますが、来季のシートが決まっているドライバーは現時点で6名しかいないため、各ドライバーは自分アピールをする最後のチャンスですから、レース自体は白熱することが予想されます。今夜の決勝、トワイライトレースが楽しみです。