iPhoneをミュージックプレーヤーに

F-09C、iPhoneと同時にBT接続

 私は通勤の行きかえり、あるいは外出時にはドコモのF-09Cに取り込んである音楽を、Bluetoothヘッドフォンで聴いております。これはP902iの頃からこのスタイルですが、メリットは電話やメールの着信を逃すことが無い事です。着信があれば再生中の音楽に割り込んで着信音が鳴りますので、電話であればそのままヘッドフォン側の操作で通話が行えます。また今のF-09Cは対応していませんでしたが、Panasonicフィーチャーフォンはボイスコールにも対応していたので、端末側で設定しておけば通話相手の名前を叫ぶことでその相手に電話の発信も行えました。ただ、P-04BあたりからBluetoothの電波が弱くなったのか、音楽の再生がブツブツ切れるようになってしまいました。この状態は次に機種変更したF-09Cでも同様でドコモ側でスペックの変更があったのでは無いかという気がします。音が切れる対策として、携帯を入れるポケットを変えてみたり、入れる向きを上下や裏表を変えてみたりもしましたが、結局あまり改善しませんでした。なお、このブログには書いていませんでしたが、ジュンスの台湾公演で訪れた台北そごうの売り場でオレンジ色のバンドのおしゃれなBluetoothヘッドフォンを発見。その時は購入しなかったのですが、その後どうにも気になってebayで同じ製品の色違いを購入してしばらくこれを使っていました。この製品を使えば音飛びはほとんどなくなったのですが、別の問題が多々あり、3ヶ月ほどで使用を止め、今はPhilipsのSHB7110 Tapsterに戻っています。
 一方iPhoneにはSONYウォークマンを駆逐したiPodと同じ機能が実装されているわけで、前からこれを使ってみたいとは思っていましたが、CDから音楽を取り込みなおす面倒や、初期のiPhoneの貧弱なBluetoothの実装で躊躇していましたが、本日暇だったのでiPhone側に何枚かのアルバムを取り込み、Bluetoothの設定をしてみました。Philips SHB7110 Tapsterはマルチポイント接続(同時に2台の端末と接続する機能)に対応しているので、通話用のハンズフリープロファイルでF-09Cと接続し、音楽再生用のA2DPiPhoneと接続することで、iPhoneで音楽を再生しつつ通話はF-09Cで行える事になります。ただ、普通にペアリングするとiPhoneとF-09Cのどちらかとしか接続する事ができませんので、以下の手順を踏みました。

  1. F-09Cとはすでにペアリングが済んでいますので、そのペアリング情報からA2DPを外します。
  2. iPhoneとSHB7110 Tapsterをペアリングします。iPodアプリで音楽を再生しSHB7110 Tapsterから音楽が聞こえ、iPodの操作(再生・停止など)が行える事を確認します。
  3. 一旦SHB7110 Tapsterの電源をオフにして切断。iPhone側のBluetoothもオフにします。
  4. SHB7110 Tapsterの電源をオンにするとF-09Cとハンズフリープロファイルで接続しようとしますので、F-09C側のBluetoothアイコンが点滅して接続が完了する前にiPhone側のBluetoothをオンにします。F-09C側のBluetoothアイコンがグレーになっていて、iPhone側でもBluetoothで接続されれば、めでたくF-09Cとは通話用の、iPhoneとは音楽再生のプロファイルで接続できた事になります。

 一旦この状態を作ってやれば、F-09C、iPhoneBluetoothがオンになっていれば後はSHB7110 Tapsterの電源をオンにするだけで、常にこの状態で繋がります。明日からの通勤でカバンの中に入れているiPhoneから音楽再生の電波が途切れず届くか確認し、調子が良いようであれば、手持ちのCDを順次iTunesに取り込んで行くことになるでしょう。