自己最高位の11番グリッドからスタートした中嶋一貴/ウィリアムズは、何とオープニングランップでF.アロンソ/ルノーに追突して、フロントウィングを破損。ピットインを余儀なくされ、最後尾に下がります。また追突されたF.アロンソはレースを終えることになり、地元ファンには落胆のグランプリに。ポールからスタートしたF.マッサ/フェラーリは快走しそのまま優勝。チャンピオンシップを争う4人のうち、K.ライコネン/フェラーリを除く三人は順当に3位までを獲得するも、そのK.ライコネンは、前を走るH.コバライネン/マクラーレンと同時ピットストップの際、給油が完了する前にスタートしてしまうミスを犯し(ロリポップが上がっていたようにも見えましたが)、その後J.トゥルーリを追走するものの、残り12週をというところでホームストレートでエンジンブローでリタイア。まさに前戦のF.マッサを思い起こさせるトラブルです。フェラーリエンジンは夏場のレースで2レース走れないのか?
注目のトロ ロッソの両セバスチャンは、スターティンググリッドと同じ順位でゴールし、順当なパフォーマンスを示しました。また、J.トゥルーリは順位を2つ上げて5位入賞。中嶋一貴も一時最後尾に下がるものの、コース上でR.バリチェロ/ホンダをパスするなどのパフォーマンスを見せ、15位まで順位を上げてフィニッシュしました。
順位 | ドライバー | チーム |
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1 | F.マッサ | フェラーリ |
2 | L.ハミルトン | マクラーレン |
3 | R.クビサ | BMWサウバー |
4 | H.コバライネン | マクラーレン |
5 | J.トゥルーリ | トヨタ |
6 | S.ベッテル | トロ ロッソ |
7 | T.グロック | トヨタ |
8 | N.ロズベルグ | ウィリアムズ |
9 | N.ハイドフェルド | BMWサウバー |
10 | S.ブルデー | トロ ロッソ |
11 | N.ピケJr | ルノー |
12 | M.ウェバー | レッドブル |
13 | J.バトン | ホンダ |
14 | G.フィジケラ | フォースインディア |
15 | 中嶋一貴 | ウィリアムズ |
16 | R.バリチェロ | ホンダ |
17 | D.クルサード | レッドブル |