4番グリッドからスタートしたL.ハミルトン/マクラーレンは終始4番手をキープするが、レース終了10周前あたりから降り出した雨で一時5位に落ち、さらにS.ベッテル/トロ ロッソに抜かれ6位に!しかし、レインタイヤに換装せずに走りつづけるT.グロック/トヨタをファイナルラップの最終コーナーで抜き去り5位でゴール。昨年、ここインテルラゴスで1ポイントに泣いたL.ハミルトンが、1ポイント差でチャンピオンに輝きました!
F.マッサ/フェラーリは自分の仕事を完璧にこなし、母国グランプリを優勝で飾りましたが、今年はF.マッサが1ポイントに泣くことになりました。
決勝レース直前に降り出したスコールのような雨のため、スタートは10分遅れに。そしてスタート直後の1コーナーで、N.ロズベルグ/ウィリアムズに押されたD.クルサード/レッドブルはスピンして、何と引退レースのオープニングラップでクラッシュしてレースを終えてしまいます。また、このとばっちりを受けた中嶋一貴/ウィリアムズもスピンして後退してしまいました。
順位 | ドライバー | チーム |
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1 | F.マッサ | フェラーリ |
2 | F.アロンソ | ルノー |
3 | K.ライコネン | フェラーリ |
4 | S.ベッテル | トロ ロッソ |
5 | L.ハミルトン | マクラーレン |
6 | T.グロック | トヨタ |
7 | H.コバライネン | マクラーレン |
8 | J.トゥルーリ | トヨタ |
9 | M.ウェバー | レッドブル |
10 | N.ハイドフェルド | BMWサウバー |
11 | R.クビサ | BMWサウバー |
12 | N.ロズベルグ | ウィリアムズ |
13 | J.バトン | ホンダ |
14 | S.ブルデー | トロ ロッソ |
15 | R.バリチェロ | ホンダ |
16 | A.スーティル | フォースインディア |
17 | 中嶋一貴 | ウィリアムズ |
18 | G.フィジケラ | フォースインディア |
さて、来年はエンジン開発の凍結などのレギュレーション変更、また、マニクールとモントリオールがレーススケジュールから外れたため、当然新しい開催地が加わるであろうこと、などの変更があるでしょう。そして佐藤琢磨のF1シーンへの復活を期待しつつ、新たなシーズンを待ちたいです。