激しい雨が降るなか、期日前投票に行ってきました。私自身は投票日に関西に居ますが、妻が東京に行くことになっていて期日前投票をするように言っていたのですが、行くそぶりも見せない事から、今日むりやり引っ張っていったかたちです。
以前にマイナンバーカードのiPhone搭載の投稿の際にも書きましたが、期日前投票でも立会人などざっと見ても10人以上の人がかかわっていて、これを全部オンライン化できれば、どれだけ経費が削減できるだろうと・・・。しかも期日前投票は2週間近くの期間もあるので、いつ何人来るかわからない状況でこれだけ経費を使うというのは、民間ではちょっと考えられない事です。まだまだ行政サービスなどコストカットはできるだろうと、イーロン・マスクでは無いですが思ってしまいます。
ところで、今回の参院選はかなり注目度が高まっている様で投票率も高くなりそうですが、いくつか気になっている事があります。
まず最近にわかに盛り上がっている外国人問題です。外免切り替えや中国人によるマンションの民泊化などの問題がニュースで取り上げられたり、インバウンドで外国人を見る事が増えたことも影響しているのかも知れませんが、デマ情報も多いようで、例えば外国人による国保の未納が4,000億円/年あるとか(2022年の国保未納額は日本人も含めた全体で1,475億円しかない)、生活保護費の受給者全体のうち外国人が33%もいるとか(実際は2.9%だけ)、いずれも完全なデマです。個人的には外国人による不動産取得などは一定の制限を設けるべきだと思っていますし、そもそも島国の日本は法律や規則が外国人を想定していない部分も多いので、この辺りはきっちり整備すべきだとは思っていますが、細かな議論をせず大雑把に日本人ファーストなどと唱えているのは、韓国の大統領選挙で反日を唱えて民衆を煽って人気を得るのと似ているなぁと。そもそも少子化は止められないと思うので、頭脳労働のかなりの部分はAIで補えるとしても、労働力として外国人に頼らなければならなくなるのは必至だと思っていますので、移民について真剣に考えるべきだと思っていますし、それよりなによりもアジアで最も英語が話せないという日本人側の問題も何とかすべきではないかと。
維新の唱える社会保険料を下げる政策も実現可能なのかという気がします。掲げている4項目の施策だけで社会保険料が引き下げられるのか?そもそも電子カルテなんてそこそこ大きな病院では導入済みですし、近隣の医院でも手書きのカルテの医院なんて最近はほとんど見ていません。個人的には標準報酬月額の上限を大幅に引き上げて、保険料率の累進率を変更する事で所得の低い層の保険料を下げるという事も考えるべきではないかと思っています。
また自民党の2030年に年収100万円アップという公約も無責任極まりないです。日本は社会主義国家ではないので給与額の決定は個々の企業に任されています。自民党が確約できるわけでもないものを公約にするなんて、どうかしてますよ。年収100万円アップさせるために必要な経済成長をどうやって実現するのかについて、何ら説明がないので話になりません。
【2025年10月19日追記】先ほど小泉進次郎氏から電話がありました。自動音声でしたが(笑) 選挙活動なのでしょうけど、正直自動音声ってのは迷惑電話と同じレベルです。こんな電話をかけてこられて投票するわけないでしょ。まぁ過去自民党に投票した事は一度もありませんが。