スペイン旅行:2日目その2

 トレド旧市街に向かう前にマドリードの街中のレストランで食事を摂りました。

 料理はいきなりスペイン名物のパエリアで具材はエビとムール貝と鶏肉でした。魚介の具材という事で白ワインを注文しました。




 ここでサラダが出てきたときに、スペインにはドレッシングが存在しないという事を知りました。
 その後バスでトレド旧市街に移動しましたが、マドリードからは列車でも30分程度で行けるようです。途中展望エリアから旧市街を撮影しました。

トレド旧市街全貌(iPhoneのパノラマ撮影)

 スペインは400年もの長きに渡ってイスラム教徒に占領されていたため、文化、特に宗教施設はヨーロッパの他の国と比べて特徴があります。いわゆるイスラム教徒とキリスト教の、あるいはその前のローマ帝国時代からの文化が融合されていて興味深い施設が多いです。レコンキスタ後にイスラム寺院キリスト教の教会に作り替えられたわけですが、全てを取り壊して作り直したわけでは無くイスラム時代の名残が色濃く残っています。これはトレド旧市街だけでなくスペイン全土にわたっており、午前中に訪れたスペイン広場にもイスラム時代の遺跡がありました。以下トレド旧市街の写真を適当にピックアップしてアップしておきます。





 トレドは金細工も有名なようです。上皇様が上皇后様に結婚の時(?)にご自分で選ばれたトレドの金細工のブローチをプレゼントして、それを上皇后様は折に触れて着用されているというのをTV番組か何かで見た記憶があります。

 また刀剣類の製造も盛んという事で各種陳列されていました。ただ刃の部分を触ってみましたが、日本刀のような鋭利なものではなく叩き切るように使うものだとガイドさんから聞きました。

 トレド旧市街観光後はホテルに戻って夕食を摂りました。この夕食はツアー参加者の顔合わせ的な感じでレストランの一部を仕切って行われました。

ワインは無料でしたがビールは有料で€3.5でした




 メインは豚肉にポルチーニ茸のソースがかかったものでしたが、ちょっとパサパサしていて私的にはイマイチでしたが、妻はそんなに不満は無かったという事でした。
 翌日は朝8:00出発ですが、実はこの日の夜(実際には午前3:00)にDST(サマータイム)が終了でしたので1時間長い夜という事になりました。つづく・・・