週末の長野行き

WELLIES

 今までは法事は日帰りだったのですが、今回は母の埋骨の関係でお墓の掃除や、墓石の下の骨壺の並びを動かしたりしなければならなかったので、前日の午後から墓地に集合して、地元に居る親族の人たちと一緒に諸々行いました。その前に、私と妻は東京から車で移動して墓地に向かう前に軽井沢に寄りました。目的はfacebookで大学の後輩が紹介していたホテルに立ち寄るためです。そのホテルはWELLIESです。イギリス人のご主人(Chrisさん)と日本人の奥さんが営むオシャレなホテルです。詳細はホームページをご覧いただくとして、私達は昼食をここでいただきました。昼食メニューはこのページにあるフィッシュ&チップス(写真右)とプラウマンズランチ(写真左)と決まっており、両方を注文し妻とシェアしました。フィッシュ&チップスのフィッシュは写真よりもはるかに大きく、ポテトもマクド的ではなくモス的な感じに切られた物でしたが。その他グリーンサラダが付いていて、それに入っていたトマトがChrisさんのお気に入りとの事で、熱弁をふるわれておられました。形も色も良くないけど、味は素朴で素のトマトらしいと絶賛。実際食べてみるとちょっと青い感じもしましたが、フルーティですっきりした味でした。品種改良されてない感じとでも言いますか。プラウマンズランチの方もお手製のパテやピクルスなどとても美味しかったです。妻は軽井沢の地ビールよなよなエールを飲みながら美味しそうに食べていました。私は車を運転していましたので、泣く泣く水で我慢(T_T) 妻はリゾートや田舎は好きではないので、昼食を食べる程度がちょうど良いと満足していましたが、私は一泊してゆっくりビールを飲んで食事を味わいたい気分でした。
 その後はお墓に移動し諸々済ませてホテルにチェックイン。そもそもこの辺りホテルの選択肢は無いのですが、翌日の法要後の会食をここで行うので何も考えずここを選択しましたが、JR佐久平駅からは車で15分ほどなので、次回は宿泊する事があれば別の選択肢も考えたいと思います。従業員はしっかり教育されていて気持ちよいのですが、設備の古さ(エレベータも1台で場合によってはかなり待たされるし、部屋にインターネット環境もない)が目に付いてしまい、また周辺にコンビにも無く街もさびれていて夕食の場所の選択肢があまりに少なかったためです(なぜかスナックだけはたくさん営業している)。まぁそんな中で見つけた蕎麦屋で夕食を摂りましたが、残念ながら蕎麦は普通でした。ただ、一緒に頼んだ肉豆腐が結構美味しかったのは嬉しい誤算でしたが。
 ところで、その夕食の前に臼田町のお祭りがあるというので行って見ました。本家の保育園の園児たちによる和太鼓やよさこいダンス。商店街を練り歩くパレードやお神輿など「この田舎にこんなに人がおったんかい!?」と驚く人出。しかもこの田舎にあんなにたくさん小さな子どもが居るというのには、本当にビックリでした。まぁああいう自然の多い環境で育つのは、子どもにとっては良いでしょうね。山もあり千曲川が流れていて・・・。子どものころ千曲川でめだかを取った事を思い出しました。
 さて、翌日は予定通り法事、会食と順調に進み無事終了しました。今回は母の埋骨と父の三回忌を一緒に行いましたが、来年は母の一周忌で翌年は母の三回忌となりますが、母が他界したのは1月末なのでこの時期に行う事にあまり意味はありません。かといって、1月末の長野の気候を考えると車で簡単に行けるとも思えませんし、そもそもお墓が山の中腹なので、上るのも大変、というか雪でもあったら不可能です。なので、日程はちょっと考えなければ行けません。それはさておき、帰路が大変でした。妻は確実に日曜日のうちに帰りたいという事だったので、佐久平から長野新幹線に乗せました。その後私は車で東京に向かったのですが、関越道が酷い渋滞で、本庄IC辺りでカーナビの予想到着時刻が21:40になったので(その時はまだ17:00前でした)、高速を降りて下道をカーナビに導かれるままに進みました。とは言ってもほとんど国道254号線を走っていただけですが。途中渋滞もところどころありましたが、20:00前には帰宅。ただ、その時点で東京で東海道新幹線に乗り換えた妻は京都を過ぎていたという事で、鉄道の偉大さを思い知りました。最初は佐久平駅でレンタカーを借りるレールアンドレンタカーを考えたのですが、コストパフォーマンスの点ではちょっと厳しいので止めましたが、こういう事があると「時は金なり」なので、次回は真剣に考えてみたいと思います。
 という分けで、時間的に余裕があったのか無かったのかよく分かりませんが、久々の車の運転で疲れましたが結構楽しい週末でした。とりあえず、どこかの週末に都会の喧騒から逃れに、WELLIESで一泊しに行きたいです。