結局Windows8に

 Windows8がリリースされて以降、メイン機ではないLaVie ZでWindows7Windows8を行ったり来たりでしばらく使い比べていましたが、結局Windows8にすることに落ち着きました。「高速スタートアップ」を有効にしておけば、画面を開いてからコールドブートで6〜7秒でログイン画面になる高速起動は、なんだかんだ言っても便利です。シャットダウンしておけばバッテリの自然消耗もほとんど無いので、数週間ほったらかしにしておいても、バッテリが干上がっている事もなさそうです。Windows8のロケーションセンサーも機能するので、出先でWi-Fiに接続すれば、facebooktwitterなどのSNSで位置情報を基にしたデータの利用/投稿にも便利です。また旧Metro UIと呼ばれていたタイル状になったスタート画面も、Web閲覧やSNSの更新情報を見るなどのコンテンツの消費であれば、それなりに便利です。なんせ全画面で表示されるので、文字も大きく老視の私でも眼を凝らす必要がありません。ただ、LaVie Zの液晶は横からでも良く見えるので周囲からの覗き見には注意が必要ではありますが、カフェなどで壁を背にするように座れば、ほぼ大丈夫でしょう。
 私なりのカスタマイズとしては以下の設定を施しました。

  • モバイル用途なのでパスワードを設定していますが、そうするとロック画面が表示されてしまうので、これを非表示にしました。手順は、
    1. グループポリシーエディタ(gpedit.msc)を起動
    2. 左側のペインの[コンピューターの構成] -> [管理用テンプレート] -> [コントロールパネル] -> [個人設定]を選択
    3. 右側のペインの[ロック画面を表示しない]をダブルクリック
    4. [ロック画面を表示しない]のウィンドウが開くので[有効(E)]を選択し、ウィンドウの右下の[適用(A)]を選択
    5. Windows8を再起動するとロック画面がバイパスされてパスワード入力画面が直接表示されます。
  • デスクトップを基本で使用するのでClassic Shellをインストールし、スタート画面をスキップ&スタートボタンをタスクバーに追加
  • 日本語入力が複数アプリを行き来する際に挙動が変(どうも以前のアプリの設定がそのまま引き継がれてしまっているよう)なので、以下の設定を実施
    1. [コントロールパネル] -> [言語] -> [詳細設定]をクリック
    2. [入力方式の切り替え]セクションの「アプリウィンドウごとに異なる入力方式を設定する」にチェック
    3. ウィンドウ右下の[保存]ボタンで設定を保存

 現在唯一の問題は、Caps Lock/英数キーを押下しているあいだ、タッチパッドのカーソルが動かなくなってしまう事です。私はCtrlキーを多用するので、キーボード左下の押しにくい位置にいつの間にか追いやられたCtrlキーとCaps Lockキーをレジストリで入れ替えておりますが、この状態ではCtrlキーを押しながら離れたオブジェクトを複数選択する事が出来なくなってしまいます。マウスを使えば可能なのでタッチパッドのドライバの問題である事は間違いないと思うのですが、普通はCaps Lockキーを押しっぱなしにする操作はしないので、メーカーに文句も言いにくいです。もちろんこの症状はレジストリでキーを入れ替える前でも発生します。NECに連絡しようとしたのですが、どうも電話以外にメーカーにコンタクトする方法が無いようで、しかも電話はフリーダイヤルは携帯では繋がらないため挫折しました。webの投稿フォームやメールでの問い合わせ方法が無いのは、現代社会ではちょっと考えられませんが、私のように気軽にクレームが投稿されるのを防ぐ目的なのでしょうかね(-_-;;