まとまらない

 昨日来、解散と衆院選に関する記事を何か書こうと思い、書いては消しを繰り返しているのですが、文章がまとまりません。文才なんて元々無いので評論家のような事を書くつもりは毛頭ありませんが、自分としての考えもまとまらない状態です。雨後の竹の子のように聞いたこともないような政党が沢山あり、それらがくっつき離れ、どうなっているのかすら把握困難です。そもそも各党の政策自体も把握できていません。3年前に民主党が政権を奪取した時には国民は変革を望んでいたはずですが、自民党時代に築かれた組織や制度があまりに強固なために変革できず、それどころか政治を回すために民主党が急速に自民党化してしまいました。さらに沖縄の基地問題や東北の震災とそれによる原発事故などの緊急事態への対応も経験不足からうまく行えず、ガッカリな状態となってしまったわけです。多分もう民主党に投票する人は居ないとは思いますが、さりとて自民党政治にも戻ってほしくない。多分自民党の方が民主党より多少ましに政治を行えるとは思いますが、程度問題です。さりとて、第三極とか言われている連中も選挙のために集まっているけど、選挙が終わったら空中分解するのではないかという懸念もありますし。ともかくどこが勝っても良いので、目の前の利権や利害関係は考えずに、純粋に国が良い方向に進むように政治を行って欲しいと思います。このご時世なので国民皆が幸福になる事は出来ないと思いますが、国民の大多数を納得させつつ政治を進める事は出来るはずです。原発のように密室で進めるのはもうやめて、全てを公にして進める事で、国民も納得でき政治への関心も持てるようになり、官僚の勝手な行動も監視できるようになるのではないでしょうか。復興のためという名目で増税しておいて、一方復興財源は復興のためにはほとんど使われていないなどというような、国民をバカにしたような事がもうおきないようにして欲しいものです。