これだから原発に関しては何も信用できない

　こちらの記事によると、原発安全指針に関して電源喪失時の安全指針の見直しをしなくていいという報告書の作成を電力会社が行い、そのまま採用されていたとの事。電源喪失に関して真剣に議論し対策を行っていたら、昨年の福島原発の事故は起きなかったかも知れなかったのに。一事が万事という言葉のとおり、このような事はきっと日常茶飯事で行われていた可能性が高いと思われます。こんな過去があって国が安全だなどといくら言っても何も信用できません。福井原発の運転再開に関して、国やら県やら地元自治体やらでそれぞれ安全性の検証を行っているようですが、ろくに知識もなく政治的なしがらみにまみれた連中の検証なんて全く信用できません。いっそ国際機関に査察してもらった方が、その結果運転再開となったとしてもはるかに納得できるのではないでしょうか。