第15戦日本グランプリ決勝

 フジテレビ地上波の放送が始まりました。30年前と同じくウェットコンディション。ただ、30年前ほどのヘビーウェットでは無いようです。各チームともトラブル無く良いレースをして欲しいものです。
 悪天候により、レースの最初の1/4以上がセーフィティーカーに先導されることになってしまう状況でスタート。セーフティーカー先導中早々に何とフェラーリはピットイン。その後も何度かピットインを繰り返すありさまで、タイヤ選択や燃料搭載料で賭けに出たのが裏目にでたようです。セーフィティーカーはレース残り49周でピットインし実質的なレーススタートとなりましたが、開始直後は幾つかトラブルもあり、順位が良くわからない状態でしたが、1-2を快走するマクラーレンは余裕と思われました。が、27周を残したところで、何とディフェンディングチャンピオンのF.アロンソ/マクラーレンがクラッシュしてしまい、チャンピオンシップの行方は大きくL.ハミルトンに傾きました。L.ハミルトンはそのままポールtoウィンで今季4勝。2位はH.コバライネン/ルノー、3位に雨の中アグレッシブな走りを見せたK.ライコネン/フェラーリ。また、最終周にはF.マッサ/フェラーリとR.クビサ/BMWザウバーの熱いバトルがありましたが、コースオフあり、ショートカットありだったので、審議になるかもしれません。

順位 ドライバー チーム
L.ハミルトン マクラーレン
H.コバライネン ルノー
K.ライコネン フェラーリ
D.クルサード レッドブル
G.フィジケラ ルノー
F.マッサ フェラーリ
R.クビサ BMWサウバー
V.リウッツィ トロ ロッソ
A.スーティル スパイカー
10 R.バリチェロ ホンダ
11 J.バトン ホンダ
12 山本左近 スパイカー
13 J.トゥルーリ トヨタ
14 N.ハイドフェルド BMWサウバー
15 佐藤琢磨 SUPER AGURI

 さて、第16戦中国GPは来週末です。L.ハミルトン絶対有利ですが、まだチャンピオンが決定したわけではありません。F.アロンソが踏ん張って、最終の17戦ブラジルGPまでもつれるのか。来週も注目です。