再セットアップ

 週末にXda Flameを初期化して再セットアップを行いました。目的はATOK導入によるWireless Managerの不具合解消です。ATOKを使わず、代わりにpocketgamesさんからダウンロードしたCE-Star Japanese UI Standardを試用して動作状況を確認してみました。また、同時にこちらでエントリしたように、Extended ROMがunlockされた事で、追加でインストールされるO2のユーティリティも不要な物はインストールしないようにできるようになったので、それも行ってみました。
 まずはO2ユーティリティの制御ですが、Extended ROM内にCABList.txtというテキストファイルがありますが、このファイルにインストールされるユーティリティのCABファイル名が列挙されています。母艦のテキストエディタなどで、このファイルを編集して、インストールしたくないCABファイル名を削除してしまえば、削除されたユーティリティはインストールされなくなります。

CAB名 機能 削除する/しない
wifisychip.CAB# 無線LAN機能  
Self_Diagnostic.CAB# 自己診断ツール  
RC.CAB#  
PDF.cab# Acrobat Reader  
O2SMSPlus.cab# O2のSMS拡張機能 削除
O2Connect.cab# 追加機能のチェック・ダウンロードツール 削除
O2AutoInst.CAB# 削除
O2MediaPlus.CAB# メディアプレーヤー拡張機能 削除
autoconfig_en.cab# 携帯電話キャリア設定ツール 削除
MMS.CAB# MMS機能  
Midi_Engine.CAB# Midiエンジン  
Java.CAB# Javaソフト  
FMRadio.CAB# FMラジオソフト 削除
Camera.CAB# カメラソフト  
CellBroadcast.CAB# マルチメディアストリーミング? 削除
O2CPLPROP.CAB# コンパネ拡張  
VideoTelephony.CAB# テレビ電話  
FMRadioRDS.CAB# FMラジオ関連 削除

 こんな感じで自動で追加インストールされるアプリを制限することで、メモリにかなり余裕ができました。また、Extended ROMはインストール後中身を全てバックアップした後削除することで、151.68MBの容量が自由に使えるようになります。私はここに電子ブックの辞書データ(広辞苑ジーニアス英和・和英)を入れました。この結果、Pocket Mapple D8の全国地図データ約1.4GB全てを本体にコピーしても、まだ215MBの余裕ができました。

 さて、肝心のCE-Star Japanese UI Standardですが、日本語化ツールとしては問題無いものの、日本語入力環境としてはあまりにお粗末です。また、既にいくつか不具合も認めていますが、まだ使い込んでいないため、これに関しては日を改めてエントリすることにします。