G.フィジケラ フェラーリに移籍

 前戦ベルギーGPでポールポジションを獲得し、レースでも2位に入ったG.フィジケラ/フォースインディアが急遽フェラーリへ移籍することになりました。次戦ではイタリア人の彼が、フェラーリでイタリアGPを走る事になります。また、フィジケラは2009年でレースドライバーは引退し、フェラーリリザーブドライバーとしてマシン開発に携わる事になるとの事です。F.マッサの負傷後起用されたL.バドエルでしたが、予想通りパフォーマンスを発揮することができず、参戦した2戦はどちらも最下位でゴールとなっており、ベルギーGP終了直後から代わりのドライバーが起用されるという噂がたっていましたが、現実となりました。なお、この移籍ですが、昨年までフェラーリエンジンを使用していたフォースインディアが、今年はルノーエンジンに鞍替えしたため、フェラーリに対して違約金を払わなければならない状況で、その違約金の軽減のためという噂もありますが、真偽は不明です。また、フィジケラを放出したフォースインディアは、リザーブドライバーのヴィタントニオ・リウッツィを起用するようです。モンツァサーキットは、高低差は無いにしても長いストレートや高速コーナーをシケインでつなぐという、スパと同じような特性のサーキットのため、ここでもフォースインディの活躍が予想されます。