練習量が不足

 トランペットに関して、吹き方を色々と試行錯誤したりしていますが、冷静に考えると絶対的に練習量が不足しています。思い起こせば中学、高校の頃は週に3日くらい数時間練習していましたし、大学の頃などは時期によってはほぼ毎日吹いていました。ところが今は週末のみ。それでも渋谷の楽団に加入したのでほぼ毎週、土曜日か日曜日には吹ける環境を得る事ができましたが、学生の頃と比べると練習量は雲泥の差です。この状態で上達しないと嘆いても、それは当たり前でしょう。そんなわけで、最近は毎日30分でも音を出すようにしています。それもミュートを付けずに吹いています。音質改善中なので、ミュートを付けてしまうと実際の音色が分かりませんので。
 最近の自宅での平日の練習方法は、

  1. マウスピースで軽く音を出す。
  2. チューニングB♭のオクターブしたのB♭からロングトーン開始。この時ロングトーンの頭でタンギングはしないで、息の吹き込みと同時にすぐ音が出るようになるまで(唇が柔らかくなるまで)行う。
  3. 唇が柔らかくなったら、2分音符くらいの長さでB♭->F->チューニングB♭までの間でリップスラーで上下を繰り返し、その後さらに上の音をD、F、と徐々に広げる。

 大体上の練習をひとしきり行うと30分くらい経ってますが、さらに時間が取れるときは、先日購入した「Advanced LIP FLEXIBILITIES」を練習します。なお、2.はティム・モリソンさんのレッスンでの手法と取り入れてます。3.の練習の際にはアパーチュアを意識的に変化させたりしないようにして、マウスピースの唇への圧力を変えないように注意しています。さらになるべく口からマウスピースを離さないで吹き続けるようにしてます。これで持久力が得られるらしいです。
 しかし、ミュートを付けないので近所迷惑を気にして、ほぼピアニッシモでの音出しなので、週末に楽団の練習で大きな音を出そうとすると、凄く違和感があります。この辺り中々難しいですねぇ。もうちょっと音色などが固まったら、SILENT Brassでの練習に移行しようと思いますが。ゴールデンウィークに宝塚の自宅へ戻る時は楽器を持って帰って練習するつもりです。幸い妻はカレンダー通りに働くらしいですので、自由に使える時間はたっぷりありそうですから、この時に奏法などある程度固めたいと思っています。