予選はウェットコンディションでしたが決勝は晴天。ただし路面には雨のためラバーが乗っていないため、最初のスティントのタイヤは持たないだろうというのが大方の予測でした。またここはランオフエリアが少ないためクラッシュからセーフティカーの導入が毎年あり、そのためポールシッターが優勝する確立は高くありません。が、今回のレースはセーフティーカーが入るような大きなクラッシュもなく、またポールスタートのベッテルは誰にも背後を脅かされる事もなく快走し今季3勝目をあげチャンピオンシップを大きくリードする事になりました。また、雨の予選で3番グリッドを獲得したウィリアムズのV.ボッタスが注目されましたが、決勝ではずるずると後退してしまいました。
順位 | ドライバー | チーム |
---|---|---|
1 | S.ベッテル | レッドブル |
2 | F.アロンソ | フェラーリ |
3 | L.ハミルトン | メルセデスGP |
4 | M.ウェバー | レッドブル |
5 | N.ロズベルグ | メルセデスGP |
6 | J.ベルヌ | トロ ロッソ |
7 | P.ディ・レスタ | フォース・インディア |
8 | F.マッサ | フェラーリ |
9 | K.ライコネン | ロータス |
10 | A.スーティル | フォース・インディア |
11 | S.ペレス | マクラーレン |
12 | J.バトン | マクラーレン |
13 | R.グロージャン | ロータス |
14 | V.ボッタス | ウィリアムズ |
15 | D.リカルド | トロ ロッソ |
16 | P.マルドナド | ウィリアムズ |
17 | J.ビアンキ | マルシャ |
18 | C.ピック | ケータハム |
19 | M.チルトン | マルシャ |
20 | E.グティエレス | ザウバー |
なお、このカナダGPでコースサイドに止まったマシンを撤去するクレーン車にコースマーシャルが轢かれ、搬送された病院で亡くなられたとの事です。ご冥福をお祈りします。
次戦イギリスGPは予選が日本時間の6月29日21:00から、決勝は翌30日の同じく21:00からです。