データ放送

 箱根駅伝と元旦の実業団ニューイヤー駅伝ではデータ放送で楽しませてもらいました。順位、タイム差の確認だけでなく、各ポイントでのタイム差を遡って確認できるので、間が詰まってきているのかそれとも逃げているのかの確認もできます。CM中もデータは随時更新されるので、CMによってレースの緊張感が途切れることもありません。放送中のほとんどの時間でデータ放送の画面を表示させていました。ただ、箱根駅伝に関しては定点ポイント以外に5km毎にタイムを表示して欲しかったです。また往路はあまり感じませんでしたが、間隔がバラけた復路は「データ取得中」の表示される時間が長くなって、結構イライラさせられる事もありました。ニューイヤー駅伝では、リモコンの赤、青、緑、黄色の各ボタンのうちの幾つかがショートカットに割り当てられていて、知りたい情報に簡単に飛べるように工夫されていましたが、箱根駅伝は必ずトップ画面からドリルダウンしないといけなかったので、そのためにデータ画面を出しっぱなしにしていたという事もあり、画面構成や操作性などは各局でまだまだ考えてもらいたい所です。たとえば登録したお気に入りのチームや自分の出身校を中心として他チームとのタイム差や各ポイントの通過タイムを表示する機能などがあると、より楽しめると思います。
 ところで、F1の中継の場合のデータ放送ってどうなってるのでしょう?東京のPCではデータ放送が見れないので見たことがありません。地上波の放送はほとんどが録画ですから、タイミングデータと画面をシンクロさせるのはかえって面倒かもしれませんね。