16周が経過した時点で、すでに5台のリタイヤが。その中には9位スタートで期待された小林可夢偉やM.シューマッハも含まれています。ベッテル、ウェーバーによるレッドブルの1-2体制。少し遅れてN.ロズベルグ。
レースは折り返し地点で、ベッテルがトップを維持。2位にハミルトンが上がってきているが、いずれタイヤ交換でピットインが必要。3位はウェバー。
レース終盤残り12周。ベッテルは約0.5秒差を2位のウェバーにつけて快走。以下、ロズベルグ、クビサ、スーティル、ハミルトン、バトン、マッサ、アロンソ。スーティルとハミルトン、バトンとマッサは15周以上接近戦を演じていましたが、44周目についに、マッサがバトンをパスして7位に。
55周目にアロンソがリタイヤ。ベッテルはトップのままファイナルラップへ。
ベッテルが今回は走りきって優勝。2位にウェバーでレッドブルの1-2フィニッシュ。地元ペトロナスをスポンサーに持つメルセデスは、ロズベルグが3位表彰台獲得。55周目にリタイアになったアロンソは54周の完走扱いで13位に。ヴァージンのマシンを14位完走へ導いたディ・グラッシは最後は燃料セーブのため1分50秒台でのノロノロ走行でした。実質地元レースのロータスは2台とも完走を果たしました。
順位 | ドライバー | チーム |
---|---|---|
1 | S.ベッテル | レッドブル |
2 | M.ウェバー | レッドブル |
3 | N.ロズベルグ | メルセデスGP |
4 | R.クビサ | ルノー |
5 | A.スーティル | フォースインディア |
6 | L.ハミルトン | マクラーレン |
7 | F.マッサ | フェラーリ |
8 | J.バトン | マクラーレン |
9 | J.アルグエルスアリ | トロ ロッソ |
10 | N.ヒュルケンベルグ | ウィリアムズ |
11 | S.ブエミ | トロ ロッソ |
12 | R.バリチェロ | ウィリアムズ |
13 | F.アロンソ | フェラーリ |
14 | L.ディ・グラッシ | ヴァージン |
15 | K.チャンドック | HRT |
16 | B.セナ | HRT |
17 | J.トゥルーリ | ロータス |
18 | H.コバライネン | ロータス |
しかし、改めて映像(TV)で見ると、アロンソの走りはクラッチやギヤボックスがいかれているとは思えない走りだな。彼は普通じゃない!