2010年シーズンエントリーリスト発表

 FIAから2010年のエントリーリストが発表されましたが、どうもチグハグな状況のようです。

 新規参入チームはカンポスUSF1、マノーの3チームです。マノーが入った事は意外ですが、このチームは中嶋一貴がヨーロッパF3時代に所属していたチームです。ところで、フェラーリレッドブル、トロ ロッソの3チームがFIAからは正式エントリーとして発表されていますが、彼らはそうは主張しておらず、他のFOTAチームと同じく条件付でのエントリーであると声明を発表しています。では、条件付チームが正式になるのはいつなのかというと、6月19日までに新しいコンコルド協定が結ばれる必要があるということで、6月19日が次のターニングポイントとなります。フェラーリレッドブル、トロ ロッソの表明が正しければ、6月19日までにFIAFOTAの交渉がまとまらない場合、エントリーリストからごっそりと8チームが消滅する可能性はまだ残っていますが、今回招聘されなかった新規参入チームだけで、そのグリッドを埋めることができるという噂もあります。しかし、そうなるともうF1は名前だけとなってしまいます。