KATO C57 4次形を発表

 KATOの3月の新製品情報にC57 4次形の案内がありました。

  • KATOのC57、新規金型による全面改良版!! 現行のC62・D51に続く新構造の国鉄蒸気機関車の新製品。
  • 「貴婦人」と称されたC57独特のプロポーションを、表現豊かに再現。急行旅客機の流麗さを再現。
  • C57では最後の製造となった4次形。先端上部を斜めにカットしたデフレクターや、密閉式運転台、船底形テンダーにベアリング軸受けのテンダー台車など、後のC61・C62に続く均整の取れた、3次形までとは一味違うスタイルを再現。
  • 走りに定評のあるコアレスモーター搭載動力ユニット。もちろんフライホイール装着で、スムーズで安定した走行を実現。
  • 前部ヘッドライトはもちろん点灯。テンダーのライトはダミー。
  • ナンバープレートは選択式。蒸機末期まで活躍した宮崎機関区所属車を中心に、192・195・196・199を選出。
  • テンダーにはアーノルドカプラー標準装備。KATOナックルカプラーが交換用に付属。
  • 先頭部用に重連用カプラー、重連用ナックルカプラーが付属。重連運転やバック運転に対応。様々なシーンを再現。

 C57 4次形は運転席が密閉キャブになりデフレクタの角も大きく切られ、テンダーは船底になるなどC57らしくない感じでC57として考えると「貴婦人」度が薄れてしまっていると個人的には思います。むしろC59似の外観だと思うのですが、それならC59をリリースしてくれればなぁとも思います。でもまぁこれによって動輪をスポークに変えるとC55以前のパシフィック機の動力として使いまわしも出来そうなので、KATO製品の蒸気機関車のラインナップが一気に増えてくれると嬉しいのですが。
【追記】192号機はランボードの縁が白く塗装されていたようですね。また196号機は除煙板が門鉄デフに改造されていたようです。
【追記2】1月発売予定だったD51北海道形ギースルエジェクターが2月に発売延期になってる!