昨日の事ですが

 GW4つめのイベントが昨日ありました。出身高校の現役吹奏楽部とOBOGバンドとの交流会です。30年以上ぶりに母校を訪れました。私が高校に進学した頃は、東京都の高校は学校群制度というシステムになっていて、いくつかの高校が一つの群になっていてその群に対して受験し、合格後はその群のどこかの学校に入学するという形でした。私の高校はもう一つの高校と群になっていましたが、私の実家からはどちらも通学距離的にはほぼ限界に近い距離で通学が大変だった記憶があります。その後システムは変更が何度かあったようで、今は中・高一貫教育になっているとの事。また校舎も完全に建て替わっていて昔の面影はありませんでした。
 交流会ではオブラディオブラダ、踊る大捜査線、ウィアーオールアローン、コパカバーナの4曲を初見で演奏するという形式でしたが、内2曲はOBOGバンドの練習会で演奏していました。とはいってもパート(1st/2ndなど)が異なると音程なども異なるので初見と同様になります。自分の演奏はさておき、私の場合中学は新設校ながらすぐにコンクールに参加するほど顧問の音楽の先生が力を入れていたので50人ほどの部員がいましたが、高校では吹奏楽部はできたばかりで確か当時はクラブではなく同好会という位置づけだったように思いますし、大学も応援団の吹奏楽部で人数も多くなく、しかも同期の半数は大学から楽器をはじめた人だったので、レベルも推して知るべしです。ですので、こんな大人数での演奏は久しぶりでした。初見ながらも何度か演奏して最後にはそこそこまともな演奏になっていたのは現役たちの実力によるところが大きいでしょうが、一緒に演奏した自分も楽しめました。
 今回の交流会を現役側がどう感じたか分かりませんが、もし好感を持っていただけたのであれば、来年も同じ会があるの事になるでしょう。個人的には一緒に演奏するだけでなく、もっと話ができる時間があれば良かったのではないかと思いますが、最近の学校はいろいろと微妙なようで(校内での写真撮影までNGでした)仕方がない事なのでしょう。一方OBOGバンドの方も来年5月に発表会のようなものを開催する方向で正式に動き出しました。月1度の練習を経て、人様に聴いてもらえるレベルに持ってゆかなければなりません。練習場所や楽器の手配など問題点は残りますが、この歳になってまた夢ができるのはありがたい事と思って前向きに取り組もうと思います。