第3戦中国GP

 本日2回のフリープラクティスが行われており、前2戦同様マクラーレンメルセデスが好調のようです。フリープラクティス1回目はハミルトンが、2回目はシューマッハがトップタイムを記録しました。また、レッドブルもリアデザインを変更し復調の兆しが見えてきているようですし、小林可夢偉も2回目のフリープラクティスでは7番手に付けています。その好調なハミルトンですが、土曜日にギヤボックスを交換する可能性が高く、そうなると予選結果から5グリッド降格となります。なお、中国GPの前の木曜日にルノーメルセデスGPのWダクトに異議申し立てを行いましたが、この申し立てはFIAによって却下されました。ただしルノーには抗告の権利があります。
 ところでマレーシアで2位となった可夢偉の同僚のペレスの父親に対して、チームがグランプリへの参加を禁止し自宅観戦をするようにと伝えたとの事。理由は昨年のモナコでのペレスのクラッシュの時、そして前戦マレーシアでの2位でレースを進めている最中に、パドックの中を落ち着かない様子でうろうろしたためとの事。親心は分からないでもありませんが、チームにとってはよほど迷惑だったのでしょう。
 中国GPが目前に迫っているにも関わらず、入ってくるニュースは次戦のバーレーンが行われるか否かの話ばかり。その話題に終止符を打つべくFIAバーレーンGPの開催を正式に発表しました。ただ、それを受けてバーレーン国内では抗議活動も起こっているという情報も入ってきていますので、まだまだ予断を許さない状況と言えましょう。