第4戦トルコGP決勝

 昨日は生活リズムを大幅に狂わされてしまって頭痛が酷く、iPhoneアプリで状況は確認したものの、地上波の放送まで起きている事ができませんでした。また、今年はピットインの回数も増えて、iPhoneアプリでは状況の把握が困難で、レース結果だけのエントリで済まさざるを得ませんでした。なんせ、ペトロフなんて8周目にいきなりピットインして、その後約10周起きにピットインしてるんですから。トラブルなのか戦略どおりなのかさっぱりです。
 さて、地上波での放送を観終わった感想ですが、最後のベッテルの言葉「楽なレースだった」には参りました。まぁポールからスタートして、タイヤ交換でレースリーダーを明け渡すことはあっても、実質的にトップを守ってのレースですからね。iPhoneアプリで確認していても、後続のペースに合わせてラップをコントロールしているような感じに見えましたし。タイヤも痛めることもありませんから、本当に余裕の勝利という感じです。スタートでウェバーの前にたったロズベルグもレースペースが上がらず後続に蓋をする感じになってしまっていました。改善されてきたとはいえ、レースペースの改善がメルセデスGPの今後の課題でしょう。それに反して予選ではパッとしないフェラーリですが、アロンソが今季初表彰台をゲット。レース中には一時ウェバーの前の2位を走るパフォーマンスも見せていました。マッサは頭に血が上ってドタバタのレースでしたがレースペースは悪くなくフェラーリも改善の方向に向かっているようです。小林可夢偉は最後尾スタートながら、3戦連続のポイントゲット。マシンのアップデートが無いなか健闘していると言えるでしょう。次のスペインGPにはザウバーもアップデートが有るようなので、さらに上位での入賞に期待したいところです。
 ところで、オーバーテイクの回数は確かに増えましたが、F1は本当にこれで良いのか?という気がします。KERSやDRSで簡単にオーバーテイクができ(ドライバー曰く実際はそれほど簡単ではないらしいですが)、タイヤの状況で簡単に順位が入れ替わる。一見エキサイティングなように見えますが、何というか全体的にドタバタな感じです。F1はもっと繊細でもっと緊張感のあるものであって欲しいと思うのは私だけでしょうか?

順位 ドライバー チーム
S.ベッテル レッドブル
M.ウェバー レッドブル
F.アロンソ フェラーリ
L.ハミルトン マクラーレン
N.ロズベルグ メルセデス
J.バトン マクラーレン
N.ハイドフェルド ルノー
V.ペトロフ ルノー
S.ブエミ トロ ロッソ
10 小林可夢偉 ザウバー
11 F.マッサ フェラーリ
12 M.シューマッハ メルセデス
13 A.スーティル フォースインディア
14 S.ペレス ザウバー
15 R.バリチェロ ウィリアムズ
16 J.アルグエルスアリ トロ ロッソ
17 P.マルドナド ウィリアムズ
18 J.トゥルーリ ロータス
19 H.コバライネン ロータス
20 J.タンブロジオ ヴァージン
21 N.カーティケヤン HRT
22 V.リウッツィ HRT