伊達直人ブーム

 まず初めに「日本も捨てたものでは無い」というのが私の感想です。群馬県での出来事が発端との事ですが、全国に広がっています。寄付や寄贈というった行為はマズロー的には承認欲求にあたるのでしょうか。名誉や名声を求めるための行為になると思うのですが、伊達直人さん達は自らの名前を明かさないので名誉や名声が目当てでは無いわけです。こういう行為はある程度自己実現ができた大人が行う行為だろうと思っていましたが、何と今日は中学生と思われる伊達直人もあらわれたとの事。海外にも足長おじさんの話がありますが、ここまで大勢となると日本人独特のメンタリティーなのでしょうか。またどこかのニュースでのユニセフのインタビューで、景気が悪いにもかからわず日本での寄付額はどんどん増えていて、全世界のユニセフの寄付の中でも日本はかなりの部分を占めるようになっている事が報じされていました。伊達直人さん達だけでなく日本全体がそういった方向のようです。
 ニュースなどでは効果的に運用するために寄付をNPO法人に集めた方が良いといった発言をしている人もいますが、それはしない方が良いと思います。伊達直人さん達はオリジナルの伊達直人のように、きっと寄付・寄贈した施設、あるいは地域のすぐ近くの人達で、きっとそこで何が必要とされているのかが分かっているのではないかと思います。