2年ぶりに開催されたカナダGP。前回も路面に問題がありましたが、新たに舗装しなおした新路面の影響で、各チームが何度もタイヤ交換を行うという、今までに無いレース展開に。しかもここではセーフティーカーが入るのは当たり前でしたが、今年はスタート直後に多重クラッシュがあったものの、一度も入ることなくレースは進みました。さて、予選でレッドブルを退けたマクラーレンが、前戦トルコに次いで1-2フィニッシュ。ただし前戦はレッドブルの同士討ちによる自滅からのたなぼたでしたが、ここでは自ら勝利をもぎ取りました。3位にはフェラーリのアロンソが入り、表彰台からレッドブル勢が消える事になりました。が、この状況はここだけの特殊な事態と思われます。次戦からはまたレッドブルが他を圧倒する走りを見せるでしょうけど、マクラーレンが確実に近づいて来ていますので、その差は縮まって2チームで接戦が繰り広げられるかも知れません。
順位 | ドライバー | チーム |
---|---|---|
1 | L.ハミルトン | マクラーレン |
2 | J.バトン | マクラーレン |
3 | F.アロンソ | フェラーリ |
4 | S.ベッテル | レッドブル |
5 | M.ウェバー | レッドブル |
6 | N.ロズベルグ | メルセデスGP |
7 | R.クビサ | ルノー |
8 | S.ブエミ | トロ ロッソ |
9 | V.リウッツィ | フォースインディア |
10 | A.スーティル | フォースインディア |
11 | M.シューマッハ | メルセデスGP |
12 | J.アルグエルスアリ | トロ ロッソ |
13 | N.ヒュルケンベルグ | ウィリアムズ |
14 | R.バリチェロ | ウィリアムズ |
15 | F.マッサ | フェラーリ |
16 | H.コバライネン | ロータス |
17 | V.ペトロフ | ルノー |
18 | K.チャンドック | HRT |
19 | L.ディ グラッシ | ヴァージン |
小林可夢偉はオープニングの混乱をすりぬけて10位までポジションアップしたのですが、ホームストレート手前のシケインでヒュルケンベルグと交錯してクラッシュし、このレースも1周もすることなく終えてしまいました。良いポジションにつけていただけに、とても残念です。