衆院選結果

 いい具合に自公が負けてくれて、気持ちいい限りです。政治の事はあまりブログに書くべきでは無いと思いますが、歴史的な民主大勝なので、少しだけエントリしておきます。

  1. 自民の大物政治家(と呼ばれていますが、ただのロートル)連中を、民主の若い新人がことごとく破って行ったのは気持ちが良い限りです。若い新人だと不安だという声もあるようですが、革新をもたらすのですから古いしきたりや経験などは不要。全く新しい考えで政治を行って行くためにはむしろこの位の方が期待が持てます。また彼らの多くが普通の職業を経験していて、従来の政治家秘書からの当選では無いところも期待が持てます。
  2. 民主のマニフェストに対して、財源が不安という声も聞こえますが、大阪の橋本府知事の発言にあったように、無駄はそこかしこに有るはず。新聞購入を見直すだけで、大阪府で何千万も無駄が節約できたという話から、国政ならあっという間に億、あるいは兆の位の無駄が排除できるはず。まずはそこから徹底してもらいたい。
  3. 民主のマニフェストはもう一度精査して欲しい。高速道路無料化は魅力的に聞こえるが、CO2の増加の問題をどうするのか?国際的な立場で高速道路無料化で増えたCO2排出量をどこで削減するのかを考えて実行してもらいたい。
  4. 定期的に公約の進捗状況をチェック・公表して欲しい。サラリーマンなら当たり前のように半期毎に業績評価を受けるわけです。政治でも同様に進捗チェックは当たり前のようにされるべき。何がどれだけ出来たのか、出来なかったのか。それとも何か理由があってやらなかったのか。どういう理由でやらなかったのか。あるいは方向性を変えたのか・・・など。そして、政権政党なら次の選挙の前には前の選挙のマニフェストを総括するべき。そうでないと、言いっぱなしになってしまう。
  5. もう、地方に金を落とすための国政はやめるべき。地方に権限を委譲し地方の事は地方で行うべき。国政に参加する政治家は国の事を考える人であるべきで、そのためには今の国会議員の数は多すぎ。形だけの国会議員数削減ではなく、地方への大幅権限委譲と合わせて、霞が関の官僚と国会議員を大幅に削減すべき。国政選挙で「○○先生に頑張ってもらわないと地元は潤いません」みたいな馬鹿らしい選挙演説は二度と聞きたくない。そもそもそんなやつを選ぶから、利権問題や不正がはびこる事になる。