第16戦日本グランプリ決勝

 スタートとその後の混乱をうまく抜けたF.アロンソ/ルノーが、前戦シンガポールに続いて見事なレース運びで2連勝。R.クビサ/BMWザウバーが2位に。崖っぷちK.ライコネン/フェラーリが3位。F.マッサ/フェラーリはしぶとく走って8位に入賞し1ポイント獲得。ノーポイントのL.ハミルトン/マクラレーンとのポイント差は6ポイントに縮小しました。
 1コーナーでの無謀な突っ込みで、レースをおかしくした張本人のL.ハミルトンは12位に沈みましたが、ここ数戦の走りは傲慢ともいえるものであり、見ていて気持ちの良いものではありません。
 トヨタはT.グロックがサスペンション回りの不調(接触事故?)のためリタイアとなりましたが、J.トゥルーリが地元で5位入賞。中嶋一貴は、最初の1コーナーでの接触フロントウィングを失ってピットイン。以後終始最後尾を走るという我慢のレースでしが完走を果たしました。

順位 ドライバー チーム
F.アロンソ ルノー
R.クビサ BMWサウバー
K.ライコネン フェラーリ
N.ピケJr. ルノー
J.トゥルーリ トヨタ
S.ブルデー トロ ロッソ
S.ベッテル トロ ロッソ
F.マッサ フェラーリ
M.ウェバー レッドブル
10 N.ハイドフェルド BMWサウバー
11 N.ロズベルグ ウィリアムズ
12 L.ハミルトン マクラーレン
13 R.バリチェロ ホンダ
14 J.バトン ホンダ
15 中嶋一貴 ウィリアムズ

 来週末は上海での中国グランプリです。F.マッサはここでポイント差を詰めて、最終戦の母国ブラジルグランプリでチャンピオンを決めたいでしょうし、逆にL.ハミルトンは上海で少しでもポイント差を広げたいところでしょう。