• 成分名:ゲフィチニブ
  • 効能効果:手術不能又は再発非小細胞肺癌
  • 抗腫瘍効果の特徴
    • 奏効率:日本人で27.5%、全体で18.4%: 前治療レジメン数やPSに関わらず奏効が認められた
    • 腫瘍縮小までの期間:治療開始の最初の4週以内に約7割の症例で奏効が得られ、16週以内に100%の症例で奏効が得られる
    • 腫瘍縮小率:奏効が得られた症例の腫瘍縮小率の平均は約80%
    • 腫瘍縮小持続期間:奏効期間中央値13.0ヶ月 (範囲;2-20+)持続した
  • 副作用:評価対象51例中50例で発現
    • 下痢:49%
    • 吐気:13.7%
    • 発疹:62.7%
    • そう痒症:49%
    • 皮膚乾燥:33.3%
    • ざ瘡:7.8%
    • AST上昇:21.6%
    • ALT上昇:21.6%
    • 食欲不振:15.7%
    • 疼痛:17.6%
  • 重篤な副作用:本剤の投与により急性肺障害、間質性肺炎があらわれることがある
  • 急性肺障害のリスクファクター
  • 使用上の注意:慎重投与(次の患者には慎重に投与すること)
    • 急性肺障害、特発性肺線維症、間質性肺炎じん肺症、放射性肺炎、薬剤性肺炎またはこれらの疾患の既往歴のある患者[間質性肺炎が増悪し、致死的となる症例が報告されている。]
    • 肝機能障害のある患者[本剤投与中に肝機能検査値の上昇がみられている(「副作用」の項参照)。また、代謝及び排泄機能が低下しているため、本剤の血中濃度が上昇する可能性がある。]
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