バーレーンGPはやはり中止の方向へ

 F1各チームがバーレーンGPの開催に関して不安を感じており、あるチーム代表は匿名でFIAによる正式な中止表明を要請したとの事。この状況を受けてバーニー・エクレストンも「チームが行きたくないなら強要できない」と態度を軟化させたようです。すでに中国GP終了後にバーレーンに行くチケットをキャンセルしているチームもあるとの事で、状況的には中止の方向と言えるでしょう。またアメリカGPについてもいろいろと噂が流れていますが、こちらは11月開催なのでまだ静観が必要でしょう。
 ところで、2013年のグランプリですが、今年の開催地以外でフランス、アメリカのニュージャージー、アルゼンチンが名乗りを上げています。フランスはどこかの国と隔年開催をもくろんでいるようで、その相手はベルギーだろうと噂されています。残り2箇所がGP開催にこぎつけたとすると、現在開催されている2箇所が落ちるわけですが、オーストラリアと韓国がスケジュールから落ちるだろうというのがもっぱらの噂です。オーストラリアは赤字開催を市が認めておらず自ら辞退する方向。韓国は興行的に成り立たないだけでなく施設が貧弱でF1のどのチームも韓国に行きたがっていないという事のようです。2014年にはさらにロシアがスケジュールに入るのですが、そうなると次に落ちるのはどこなのか・・・?
【追記】バーレーンの件はチームに強要できないなどと発言しつつ、一方で契約違反だと脅しをかけるような発言をバーニーはしているようです。本当にタヌキおやじがっ! FOTAFIAに従う旨の発表を正式にしました。ただ、昔と違ってFOTAには今は7チームしか加盟していないんですよね。