第16戦日本グランプリ予選

 コース状態はほぼドライで開始された予選。Q1でホンダ2台がノックアウトされるのは、今年見慣れた光景ですが、Q2に進んだ15台はトップから1秒以内と僅差の勝負でした。Q2では、フリー走行で全セッションでシングルを獲得してきた中嶋一貴/ウィリアムズが14位に沈みノックアウト。ただ、同僚のN.ロズベルグも15位なので、ウィリアムズの実力というところでしょう。
 さて、注目のポールポジションはL.ハミルトン/マクラーレンが獲得。チャンピオンシップから脱落ぎみのK.ライコネン/フェラーリが2位に。3位にH.コバライネン/マクラーレン。4位にシンガポールの勝者F.アロンソ/ルノー。L.ハミルトンとチャンピオンを争うF.マッサ/フェラーリは5位。ただ、L.ハミルトンもK.ライコンネンもQ2のラップからすると燃料がかなり軽めと思われます。
 ホームグランプリとなるトヨタ2台は非常に好調で、Q1ではT.グロックがトップを取るなどのパフォーマンスを見せ順調にQ3に進出。最終的にはT.グロックが7位、J.トゥルーリが8位を獲得。
 明日は晴天が予想され、また富士はオーバーテイクもしやすいサーキットなので、エキサイティングなレースが期待されます。