ブラジルグランプリ決勝

 昨晩深夜に行われたブラジルグランプリですが、モントーヤ/マクラーレン1位、ライコネン/マクラーレン2位、アロンソ/ルノー3位という事で、アロンソのチャンピオンが決定となりました。アロンソは最年少、スペイン人初のワールドチャンピオンとなったわけです。BARはバトンが7位、ワンストップ作戦の琢磨は10位、トヨタ勢はラルフが8位、トゥルーリが13位でした。モンテイロ/ジョーダンの完走記録も16でストップです。
 今シーズンは残り2戦ありますが、振り返ってみると新しいレギュレーションに翻弄されたシーズンではなかったかと思います。リタイアすると翌レースの予選出走順位が早くなって不利になる→レースで良い結果が残せない→また予選出走順位が悪い。またエンジン載せかえると10位グリッド降格で、いくら早いマシンを持っていても苦しい戦いを強いられる。偶然性の影響が非常に大きなシーズンだったと思います。また、間違いなく最速マシンを持っていたマクラーレンにとしては、マシンの脆弱さももちろんですが、モントーヤが最終ラップでアロンソに抜かれたり、ピッツォニアとからんでリタイアしたりで、余計なポイントをアロンソに与えてしまったことが、ライコネンがチャンピオンを逃した一因であったとも思います。
 ともかく、アロンソおめでとう!ライコネンは来年がんばれ!そして皇帝の逆襲とジャパンパワーの奮起に来シーズンは期待です。