さて、本気でX50vを使おうと思いセットアップを始めたのですが、なんというか無線周りが不安定ですな。先にBluetooth Mouseが認識できなくなるという話を書きましたが、結果どうやっても同じ状況です。また、設定によってはBluetooth keyboardも接続するたびにパスキーを求められたり・・・そうこうするうちに「Bluetoothの有効期限が切れました」みたなメッセージが出て再起動しないと使えなかったりです。WLANの方も、オンにしようとするとCFスロットに装着したデバイスの名前を求められたり(実際にはCFスロットには何も装着されていない)で、踏んだり蹴ったりです。
で、愚痴を言っても仕方ないので、Bluetooth Mouseの使用はあきらめてセットアップをば続行しました。手順としては以下のとおり。
- Bluetoothスタックのアップデート:HP Bluetooth Stereo Headset使用のため
- ThinkOutsideのBluetoothドライバインストール:Ver.4.0を使わないとReal VGAでマウスカーソルが画面左上の1/4しか動かないのですが、マウスはどのみち使えないのでVer.4.1でも良かったかも。
- ATOK導入:Real VGA化はWM2003SE標準のSIPでは出来ないので導入。ちなみに、Bluetooth keyboardで日本語に切り替えるためにはATOKで無いと無理。同時にVGA Large Keyboardをインストール。
- OzVGA導入:これでReal VGA化
- その他ソフト導入:以下のソフトをドドッとインストール。
- 2++:LogはSDカードに保存
- Acrobat Reader 1.0日本語版:内蔵ストレージにインストール
- BetaPlayer 0.5
- BtnPlus:Loox720には標準でボタンの長押し機能があったのにX50vには無い!
- EBPocket:Buckinghamではなくこちらを今回は使用してみた。串刺し検索の動きが少しおかしいような気がするが。
- FEPtgl:Bluetooth Keyboardで日本語モードと英数モードの切り替えのため
- GSFinder+
- PocketMapple D5:VGAリソース追加
- PocketNotepad
- PrtScrn:VGAの画面キャプチャソフト
- TascalGauge
- TimeCalc
- UKTenki:データは内蔵ストレージに逃してます
- UKTvList:データは内蔵ストレージに逃してます
- VisualGPSce
- WisBar Advance 2
- X50Mix
- XCPUScaler
- Enhanced GAPI
- PocketTweak
- Pocketの手:なんか、クリアタイプのオン・オフが逆のようですが。
各ソフトの作者様、ありがたく使わせていただいております。
で、X50vの不満点もいろいろ。
- 標準でボタンに長押し機能が無い:Loox720には最初からあったので、てっきりOSの機能だと思っていました。このためBtnPlusをインストールしましたが、ボタン割付の自由度という点ではLoox720に劣っています。
- Bluetooth、WLANを個別にオン・オフする機能をボタンに割り付けられない:Loox720ではWireless PowerToyで出来たのですが、X50vにはそのような機能は無いようです。画面下のバーはアプリが起動すると隠れてしまうので、ここのアイコンでのオン・オフは不便でなりません。なおBluetoothはLoox720用のWireless PowerToyでオン・オフできました。あとはWLANだけなんとかなれば・・・。
- やはりメモリが少ない!:住所録やスケジュール等の情報も入った状態で、メモリの空き容量はプログラム実行用とデータ記憶用を合わせて26MBしかありません。
なんと言っても、無線周りの不安定さの修正をDELLには早急に行ってもらいたいですね。また、やはり128MB化は必須ではないかと思います。