なんだかんだありながらもバーレーンGP開幕

 本日バーレーンGPが開幕し1回目のフリープラクティスが行われました。トップタイムはハミルトンが記録し、ここでもマクラーレン好調という感じです。しかしながら、やはり多少のゴタゴタは起きています。まずサポートレースを辞退したチームが現れており、いくつかのスポンサー企業は企業イメージのダウンを嫌ってスポンサードを辞退しているようです。F1ジャーナリストのうちの何名かもバーレーン渡航を取りやめています。また昨晩、サーキットでの作業を終えてホテルに帰宅するフォースインディアのチームクルー4名が暴動に巻き込まれました。これによりフォースインディアのクルー2名がバーレーンを出国して帰宅したと報じられています。しかしながらフォースインディアはレースには参加すると表明していますが、午後のフリープラクティスは早めに切り上げてクルーをホテルに早く帰す事も検討しているようです。反政府派はF1を王族のスポーツとして敵視しており、F1関係者を傷つけるつもりはないが、開催には断固反対するとの態度を固持しており、何かが起これば直前でのキャンセルも無いとは言えない状態は続いているようです。私的には無事開催されれば良いという物でも無いと思っています。以前にも書きましたがスポーツが政治に利用されるような事態にはなってほしくありません。イランまで飛んで行ってまんま利用されただけの、カモならぬ鳩みたいな事にF1にはなってほしくありません。
【追記】ドイツ、フィンランド、フランスの各国テレビ局、そしてフジテレビが現地レポートを行わないようです。今宮さん、川井ちゃんは今週は国際放送中継を見ての解説という事のようです。
【追記2】結局フリープラクティスの2回目で、フォースインディアの2台はタイムを残さなかったので、セッションには参加しなかったようです。ちなみにこのセッションのトップはロズベルグで、一人1分32秒台を記録。2番手タイムのウェバーより0.4秒以上も速いタイムです。小林可夢偉は1分34秒台中盤で7番手タイム。サヒール初登場のキミ・ライコネンは少し苦戦しているようで、チームメイトより4つ後ろの13番手タイムでした。