この週末で東芝製SSDからCrucial Real SSD C300へ交換しましたので、今さらですが感想など。なおどちらも容量は128GBで890FXチップセットのSB850 SATA3ポートへ接続しています。OSはWindows7 x64でCrystalDiskMark 3.0.1 x64で計測。Real SSDは購入直後の状態。東芝SSDは環境をReal SSDへ移行した後に領域を確保しなおし、データは空っぽの状態です。
- 1000MB
Read SSD | Read | Write | TOSHIBA SSD | Read | Write | |
---|---|---|---|---|---|---|
Sequential | 349.002 | 148.502 | Sequential | 236.139 | 181.808 | |
Random 512KB | 320.548 | 151.892 | Random 512KB | 209.507 | 120.146 | |
Random 4KB(QD=1) | 27.973 | 56.903 | Random 4KB(QD=1) | 18.453 | 6.663 | |
Random 4KB(QD=32) | 187.827 | 141.378 | Random 4KB(QD=32) | 17.772 | 17.063 |
- 100MB
Read SSD | Read | Write | TOSHIBA SSD | Read | Write | |
---|---|---|---|---|---|---|
Sequential | 344.077 | 150.250 | Sequential | 231.401 | 148.969 | |
Random 512KB | 328.822 | 151.614 | Random 512KB | 209.923 | 140.574 | |
Random 4KB(QD=1) | 27.929 | 56.893 | Random 4KB(QD=1) | 21.569 | 41.757 | |
Random 4KB(QD=32) | 184.598 | 140.983 | Random 4KB(QD=32) | 17.431 | 47.105 |
ベンチマーク結果はほとんどスペック通りの値が出ています。Real SSDはデータサイズが1000Mでも100Mでもほとんど差がありませんが、東芝SSDはデータサイズで結構ベンチ結果が違っています。1000MBのときは東芝製SSDの方がシーケンシャルの書き込み性能が上ですが、OSのシステムドライブで使っていますので、そんな大量のデータを書き込むことはありませんので、影響はないでしょう。というか、OS使用中はどちらのドライブでも体感差はほとんどありません。ただしOS起動時間は明確に差が出ていますが、それも数秒の差です。なお東芝製SSDはNCQに対応していませんが、Real SSDは対応しています。
外観は東芝製はアルミ筐体で高級感がありますが、Real SSDはプラスチックで表面にステッカーがバーンと貼られていていかにも「たくさん作ってますよ」って感じです。なお、東芝製SSDはラッチ付SATAコネクタのラッチが引っかからずガムテープを細く切って止めていましたが、Real SSDはちゃんとラッチが引っかかってケーブルが固定できました。また、当初SATAケーブルが原因で不具合が発生し短いケーブルに換えたところ解消したとレポートしましたが、その後一度起動時にCheckdiskが走った事があったので、SATA3対応のケーブルに交換しました。