１週間後の9月15日にAppleがイベントを開催する事が発表されました。時期的に、次期iPhoneなどの新製品発表会となると思われます。今年は念願の5G対応iPhoneが発表される事になるでしょう。
私は現在iPhone Xを使用しており、発売日に購入しましたので、もう2年10カ月ほど経過しています。ただ、当初から長く使う事になる事を想定して、バッテリには気を使っており、現在でも90%近い容量をキープしています。さて、そろそろ新しいiPhoneに・・・と思っていたのですが、現時点では見送る予定にしています。その理由ですが、まず5Gの対応エリアの問題です。私のiPhoneはドコモで契約していますが、ドコモのホームページで関西で5Gが使えるエリアを探すと、兵庫県で自宅から最も近い場所は阪神甲子園球場スタンドとなっています。そもそもタイガースの試合を観に行ったら野球に専念したいので、スタンドでiPhoneをチマチマ使ったりしませんよね。三ノ宮や梅田に出ればそこそこ使える場所はありますが、これとて本当に接続できるかはかなり怪しいです。それは何故かというと"5Gの電波は飛びにくい"という特性があるからです。まぁ5Gのというよりも周波数が高くなると距離が伸びた際の減衰が大きかったり、障害物があった場合に回りこんで(回析)伝わる事が難しくなるためです。よって、5Gの基地局は今まで以上に密に設置しなければなりません。まぁ、そんな感じなので、各キャリアとも4Gの電波を転用する事を考えているようですが、これだと端末上は5Gの表示になっていても実際は4Gレベルでの通信となり、5Gの高速・大容量・低遅延といった新しい体験はできない事になるだけでなく、既存の4G端末での通信にも悪い影響を及ぼす事になってしまうようです。ともかく5G通信できないのに5G対応端末に買い替えるというのは何の意味もありません。
また買い替えるとすると画面サイズの小さい方の最上位モデルにするつもりですが、5Gの最初の機種という事で、コスト高や色々な不具合が発生する可能性があります(過去AppleはiPhoneのアンテナ関係の問題を何度か起こしています)。ですので、1年後の12sの方が価格面でも性能面でもこなれた機種になるだろうと考えています。これらの理由で今年も新しいiPhoneの購入は見送る事を決めました。
ただ、今年はそれ以外に気になっている存在があります。それはApple Watchです。新しいWatch OSのβテストで、睡眠状態のチェックが可能になっています。もちろん、Apple Watchはバッテリの持ちがFitbitのトラッカーなどに比べて極端に悪いのですが、新しいApple Watchでこの最大の欠点が多少なりとも解消される(例えば起床後1時間程度の充電で1日バッテリが持続するなど)なら俄然購入対象となってきます。また、先日はApple Watchの心電図計が日本で医療機器の承認を受けたという発表もあり、今後高齢化により心臓関係の病気にかかった際にも役に立ちます(もともと私は若いうちから不整脈の診断を受けた事がありました)。そういった理由で新しいApple Watchがどういう内容で発表されるのは、非常に気になっています。
追記：あちらこちらの情報によると、このイベントでのiPhone 12の発表は無く10月に別途発表されるようです。
