Pokémon GO近況

 Pokémon GOもコロナ禍の中色々と修正が行われたり、新機能が実装されたりしています。

 まずはGOバトルリーグという不特定のプレーヤーと対人戦を行う機能が実装されました。それ以前からフレンド同士で戦う機能はありましたが、ゲーム内で連絡を取り合う機能がないので、突然対人戦の申し込みが来て、それに応じるというスタイルでした。ただ対戦に応じても対戦が始まらなかったり、通信環境の問題で相手が攻撃してこなくなったり自分が攻撃できなかったりなど色々と問題がありましたが、少なくともGOバトルリーグではプレーヤーどうしをサーバー上でマッチングさせるので、突然の対戦のお誘いが来るという事はなくなりました。ただ通信上の問題やそれ以外にAndroidで連打ツールを使ったり同一アカウントで複数端末にログインするなどしてゲージ技の発動を早める不正行為が横行しており、現在もまだ対策は行われていません。もともと私は対人戦はあまり乗り気でではなかったので、フレンドさんのおかげで3リーグのメダルはゴールドになりましたが、GOバトルリーグはほとんどやっていません。このような状況なので高ランクの報酬のマスクドピカチュウワシボンは持っておりません。

 さて、このGOバトルリーグが導入されたのは丁度コロナが広まりだしたタイミングだったかと記憶していますが、パンデミックと認定されたあたりから、Pokémon GOも機能の修正が行われ始めました。まずはジムへのアクセス距離が2倍に伸びました。これはレイドバトルでジム周辺に人が密集するのを避けるという理由だったと記憶していますが、その後ポケストップへのアクセス距離も伸び、東京の単身社宅からはジム1か所とポケスト2か所、GPSの揺らぎでさらに2か所のポケストにもアクセスできるようになった結果、4月以降は1日一回のコンビニへの買い出し以外、全く外出する事がなくなりました(苦笑) このような状況で6月中旬頃までは体形は維持されていたものの、その後急速に太りだして、現在は今まで穿いていたジーンズがギリギリの状況になってしまっています。

 ジム、レイドバトル関係では招待制のEXレイドが中止となっており、一方ゲーム画面上で見えるジムでのレイドバトルなら、居ながらにして参加できるリモートレイドバトルが導入され、さらに最近になって遠隔地のフレンドさんを自分が参加しているレイドバトルに招待できる機能も実装されました。これで海外にフレンドさんが居る場合は、日本のレイドバトルに招待したり、その逆に自分も海外でのレイドバトルに招待してもらう事が可能になりました。ただ、これもゲーム内で事前に連絡を取り合う機能がないので、突然招待されて気が付いた時にはもう間に合わないとか、リモートでの参加に必要なリモートレイドパスが最大5枚までしか持てないので、招待された時にパスを持っていなくて参加できないなど、不具合とは言えないまでもちょっと不便な部分はあります。

 その他、フレンドさんに贈るギフトの所持数やフレンドさんからのギフトの開封できる数が倍になっていたり、おこうが倍の時間(通常時1時間、コミュニティ・デイ時3時間)有効で出現するポケモンも以前は1匹/5分だったのが毎分出現するように強化されています。ただ、これもポケストなどでボールの補給が追い付けば良いのですが、それができない宝塚の自宅だと途中でボールを購入しないといけない事態になってしまいます。

 毎年夏には世界3か所(今まではドイツ、アメリカ、日本)でGO FESTと呼ばれるリアルイベントが開催されていたのですが、今年はそれも2日間のバーチャルでの開催となりました。私は2年連続で抽選に外れて参加できなかったので、初の参加でした。イベント限定の地域限定ポケモンクイタランはイベント前にフレンドさんからトレードで頂いていたのであまり有難味はありませんでしたが、一応色違いも捕獲できました。このイベントでの最高の成果は、アローラガラガラの色違いが獲れた事でした。アローラガラガラはレベル4のレイドバトルでしか出現せず、一人での討伐は困難なのに人が集まらずレイドバトルが成立しないという状況が続き「色違いなんて絶対無理やん!」とふてくされていたので、これが獲れた時にはホッとしました。その他、イベント2日目の報酬のビクティニ個体値100%だったり、シャドーミュウツーが攻撃15、防御12、HP14の91%だったりと初日はパッとしないイベントでしたが、2日目は満足できる結果でした。ただ、このイベント当日は例によって色々と不具合が発生し、その後にその不具合を補填するイベントが開催され、さらにその補填イベントでも不具合を発生させた(最初の数時間アンノーンの色違いが出ない設定になっていたらしい)ため補填の補填イベントまで開催されたのにはあきれました(まぁおかげでアンノーンの色違いはGとOが獲れましたが)。

 次期が前後しますが、今年の4月、5月にはアメリカとイギリスでの3回のリアルイベントも開催が予定されていました。がこれらもGO FESTと同様バーチャルで開催されました。最初のイベントのセントルイスがバーチャルイベントになると発表があった日に、残りの2か所のリバプールフィラデルフィアもバーチャル開催になるだろうと思って申し込みを試みましたが、フィラデルフィアはすでに売り切れでリバプールのみ申し込みができました。結果、杉並区産のジーランスを確保する事ができました。また、イベントで実装されたチョンチーの色違いもしっかりゲットできました。例年秋には韓国、台湾でリアルイベントがあるのですが、この状況下ではイベントは無いでしょうね。これらのイベントはチケット制ではなく現地に行く事で誰でもイベントに参加できたので、仮にイベントがあったとしても、現地に赴く事ができないので、本当に現地の方々だけのイベントになるでしょう。

 お盆休みに2週間、宝塚の自宅に戻っていたのですが、東京と同じ感覚ではプレーはできないので、10月以降のモチベーションを維持するのは大変です。リモートレイド機能のおかげで、私の住んでいるマンション群の中のジムではいままで人が集まらなかった黒たまごのレイドバトルも結構成立するようにはなりましたが、そもそもポケモンの出現数に比べて、ジムやポケストップの数が極端に少ないので、ボール確保のために最寄り駅周辺までわざわざ出向かないといけないのが面倒です。また東京には飲みながらトレードしたりPokémon GOの話をしたりするフレンドさんが何人か居るのですが、宝塚の方ではまだそういう人も居ませんので、今後は活動は縮小方向かも知れません。ま「Pokémon GOなんてやってないで、さっさと職を探しなさい」と妻からお叱りの言葉が飛んできそうですが。

 

追記:すっかり忘れていましたが、メガシンカ("メガ進化"ではなく"メガシンカ"らしいです)という機能が実装されました。メガシンカ対象ポケモンのメガエナジーを一定量集めてメガシンカさせる事で、一定時間(現在は4時間)そのポケモンをさらに強い状態する、あるいはポケモンによってはタイプが変更になる機能です。現在は初代御三家のフシギバナリザードンカメックスとスピアーがメガシンカ可能となっており、ピジョットヘルガー、ゲンガーのメガシンカが今後実装されるとアナウンスされています。ただこの機能、そもそも使い道があまり無いうえに、メガエナジーを貯めるためにレイドバトルをやらないといけないので、ある程度課金前提の機能な感じになっているのが残念です。個人的に改善して欲しいのは、現状メガエナジーがそれぞれのポケモン専用になっているのですが、これを汎用ししてもらいたい事と、レイドバトル以外でのメガエナジーの入手方法の充実(現在フィールドリサーチで入手可能ですが、当該リサーチ自体が少ない)を期待したいです。また、各ポケモンが持てるメガエナジーの上限が999になっているのですが、使用単位は200とか40とかなので、端数の9が必ず残るという仕様もやめてもらいたいです。せめて上限は999ではなく1,000にしてくださいな。