少し前にあれこれ書いていたので、私のブログを長くお読みで勘の良い方は察しておられたかも知れませんが、標題のとおりiPad Proを購入しました。目的は前の記事のとおり楽譜を見るためです！(キッパリ) 実はあれを書いた後に色々調べてみたところ、iOS用にpiaScoreという楽譜表示用のアプリがある事を知り、試しにiPhoneにインストールしてみたところ、痒いところに手の届くような素晴らしいアプリだという事が分かりました(しかも無料！)。どうも作者自身がピアノを演奏される(それも相当の腕前)らしく、良く考えられていました。ちょうどdocomoで「Go!Go!iPad割」なる超ダサいネーミングのキャンペーンをやっていて、月々の支払額も若干節約できるという事で、このタイミングで購入しました。
実はあの記事を書いた翌日に西新宿のドコモショップに行って在庫を確認したのですが、在庫がありませんでしたので、その足でヨドバシへ。色はどれでも良いと言ったら、店員さんはあちこちの店舗に電話してくれていたようですが、やはり在庫なし。買えないとなるとますます欲しくなるもので、帰宅してドコモのオンラインショップで確認してみると、何と約4週間待ちとの事。これは早く申し込まないとダサイ割、否Go!Go!iPad割が終了してしまうと思い、そのままオンラインショップで予約しました。すると5日後の7月7日に入荷の案内が来ましたので即購入手続きを行いました。ドコモ側で手続きが必要という事で商品が届いたのは7月11日でした。予約したのが7月2日の夜でしたから、10日経たずに手元に届いた事になります。
さて届いたiPadですが、最初の印象は「結構重い」というものでした。重量は477gとの事ですが、感覚では1.5倍以上の重さの795gのLaVie Zの方が軽く感じます。ギッシリ詰まった・・・という感じでしょうか。さてdocomo回線の開通手続きを行わないと行けないのですが、手順通りに進みません。オンラインショップの購入履歴にページに開通手続きのボタンが現れるはずなのですが、それがありません。というか商品が手元に届いているのにも関わらず「予約中」のままです。翌日になればステータスが変わるだろうと思い待ってみましたが、翌日も変化なし。という事で開通手続きを行ってもらうためにサポートに電話をしました。で、電話すると「開通手続きのお申込みですね？」と確認されましたが、それは事実と異なるので「いやいや、開通手続きを自分で行おうとしているのだけど、それができないんです」と返事。まぁ内心では「どうでも良い事なんやけどね」とつぶやきつつ「さっさと開通手続きしてや」ともつぶやきました。そういう分けでそれまでは3Gでしか通信できていなかったiPadですが4Gの表示が出るようになり、開通手続きが完了したようです(3Gで通信できていたかどうかは確認していません)。ちなみに、本日の時点でもオンラインショップのステータスは未だに「予約中」なんですが、それでいいんですかね？＞ドコモさん
さて、肝心のpiaScoreの使い心地ですが、これが申し分ありません。楽譜のファイルフォーマットは基本PDFです。iPadへの楽譜ファイルの転送はiTunes経由のほか、Google DriveやDropboxなどのクラウドに対応しています(OneDriveにも対応して欲しいところです)。またiPadのカメラから楽譜を取り込む機能もアプリの中に実装されています。iPadに転送されたファイルはタグをつけて整理できますし、セットリストを組む事もできます。
楽譜を見る機能としては、普通にPDFを表示するだけでなく、拡大率を調整して余白部分を小さく、楽譜部分を大きく表示する機能や、スキャナで取り込んだ時の微妙な傾きを補正する機能があります。もちろんこれらはファイル毎に設定可能です。楽譜のページめくりには以前は首振りやかざした手を振る事でめくる機能があったようですが、現在は実装されていないようです。が、画面の右端をタップすれば次ページへ、左端をタップすれば前のページに戻れますので大概の場合はこれで対応できます。また演奏中どうしても手がふさがっている場合は、Bluetooth接続のペダルでページ送り・戻りができます。ペダルは1万円ほどしますが、便利ですので是非欲しいアイテムではあります(まだ購入するかどうかは思案中です)。
楽譜は見るだけでなく指揮者の指示などを書き込む事もありますが、これももちろん問題ありません。強弱記号などは楽譜に記載のものと異なる指示があった場合、手書きでなくスタンプで簡単に書き込む事ができます。iPad ProではApple pencilが使えますが、指先を使った手書きでも書き込めますし、それでも何とかなります。ちなみに、Apple pencilですが、BluetoothでiPad本体とペアリングされているようです。最初にペアリングしようとした際に、Bluetoothをオンにするように求められましたので。また、iPadの電源を切るとペアリングが解除されてしまうようです。この辺りちょっと使い勝手が良くありませんが、まぁペアリングもApple pencilのLightningコネクタをiPadに挿し込むだけですから、分かっていれば慌てる事はありませんが。
そんなこんなでpiaScoreも含めてiPadでの楽譜閲覧ですが、非常に良い環境を手に入れたと満足しています。来月の練習から実戦投入するつもりです。
